下記の表は、複数学科の学生を一度に授業している科目の集計結果です。
この結果を見ると、「M総合評価」が、学生の所属によって大きく異なっていることが分かります。この原因は、学生の所属によって、この科目に対する興味や学力に差があるためで、「A授業態度」、「E試験難易」、そして「H理解考慮」の平均値の違いとして現れています。
従ってこの場合は、授業改善のための対策として、学生の所属学科別にクラス分けを行うなど、カリキュラムや授業時間割上の工夫に関する検討が必要となっています。
つまり、授業自体の内容改善の他、授業環境(学生の集団、開講時限、・・・)の改善を行っていくことも教育の質を向上させていくためには重要です。
質 問 内 容 平 均 値
所属
A
所属
B
所属
C
@ この授業を受けるに当たって、あなたは予習・復習をしましたか。 2.3 2.1 2.3
A あなたは授業時間中、積極的かつ真剣に取り組みましたか。 2.8 2.3 2.7
B この授業に興味が持てましたか。また授業から刺激され、更に学習したいと思いましたか。 2.7 2.3 2.7
C 授業の教材(テキスト、配布資料、参考文献等)は有益でしたか。 2.7 2.5 3.0
D シラバス等に示された授業目標に沿った授業でしたか。 2.9 2.5 3.0
E 成績評価に用いられた試験、レポート、課題等の難易度は適切でしたか。 2.9 2.3 3.3
F 担当教員の話し方や、その速度は適切でしたか。 2.9 2.1 3.0
G 担当教員の黒板やプロジェクター等の書き方・使い方は良かったですか。 3.1 2.2 3.3
H 担当教員は各学生の理解度を考慮していましたか。 2.5 2.1 3.0
I 担当教員は学生が授業に積極的に参加できるように、また学生自身も考えるように工夫していましたか。 2.9 2.2 3.0
J 担当教員の熱意を感じましたか。 3.0 2.9 3.0
K あなたは自分の後輩に対して、この授業を履修するように推薦したいと思いますか。 2.9 2.3 3.0
L 目立った人格無視や不当な差別を感じたことがありましたか。 3.5 3.4 3.0
M 授業全体を総合的に評価してください。 3.0 2.3 3.0
N この授業は安全性に対して適切に配慮されていましたか。 3.5 2.0 3.0
O 担当教員の実技指導は良かったですか。 3.0 2.0 3.0
P 担当教員は各学生の身体的能力に配慮していましたか。 3.0 2.0 3.0
学生数 11 15 3