本学の智を発信する取組
Last Update : 2010-05-24 17:17
智の最先端1(魚類生殖幹細胞の操作技法の開発:サバにマグロを生ませることへの挑戦)
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海洋生物資源学科 吉崎准教授のグループを中心に魚類生殖幹細胞の操作技法を開発中です。これまでにニジマスの精巣内にある幹細胞をヤマメの孵化稚魚の腹腔内に移植すると、移植細胞は自発的にヤマメの生殖腺に向かって移動し、宿主の性に応じて移植細胞はニジマスの卵・精子へと分化することを見出しました。さらに自身の卵・精子を生産できない不妊化ヤマメにニジマス細胞を移植することで、次世代にニジマスのみを大量生産することに成功しました。現在、本技法を用いてサバにマグロを生ませる研究を進行中です。これが実現すればマグロ供給が大幅に簡略化され、マグロ資源問題も解決できると期待されます。 |
![]() ヤマメ両親にニジマスのみを生ませる方法 |
智の最先端2(海洋ブロードバンドの実現と新しい船舶運航支援手法に関する研究)
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船舶は、海に囲まれた日本には必要不可欠で、環境に優しい輸送手段です。船舶の大型化や乗員の国際化および技術レベルの多様化等が進む中、将来の船舶運航には、統計解析や造船学的知識等を導入して運航状態をきめ細かく解析し、航行を最適に制御し、海で経験を積んだ熟練者や海の知識を持つ人達から統合的支援を行う必要があります。そのために必要なインフラとしての船陸間高速大容量通信の実現、将来の海陸協調型運航支援のあり方とその確立を目指してその先駆けとなる研究を行っています。 |
![]() 将来の海陸協調型運航支援手法の研究・開発を行う先端ナビゲートシステム |
智と環境(地球環境変動と海洋観測:地球温暖化への対応における地道な海洋観測の重要性)
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地球規模の気候変動による海洋変化が、さらに大きく気候を変えてしまうかも知れません。例えば北極海の海氷消滅は、海水流動の変化と氷で反射されていた日射の吸収を通じて、さらなる気候と海洋生態系の変化につながります。海洋の変動を正確に知り、その影響を予測していく研究の基盤は海洋観測データであり、世界中の海において長期に観測していくことがが重要です。 東京海洋大学は、練習船リソースを有効に活用しながら、海洋の変化をとらえる研究を進めると共に、洋上で高精度の観測データを取得できる技術者・研究者の育成にも力を入れています。 |
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智と地域の伝統文化(明治丸海事ミュージアム事業:近代日本の礎とともに歩む)
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越中島キャンパスには、「海の日」の祝日の起源となった「明治丸」が保存されています。 「明治丸海事ミュージアム事業」は、この近代日本の礎を築いた重要文化財「明治丸」を中心に海事文化の拠点形成を図るもので、海洋立国日本の次世代の海事産業を担う青少年への海事意識啓発や海事文化交流を支援する事業です。 本事業は、皆様のご寄付により創設する予定です。本事業への皆様のご理解をご協力をお願いいたします。 |
![]() 重要文化財「明治丸」 |
智の連携(ニーズとシーズを繋ぐ〜「水産海洋プラットフォーム」)
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本学では、かねてより、水産海洋分野に特化した、一大学にとらわれない全国の研究者とその技術シーズ(研究成果や特許等)、と産業界や全国の様々な地域の多様なニーズを結ぶワンストップ窓口「水産海洋プラットフォーム」の構築を推進してきました。 本事業は、大学の特徴を生かした様々なシーズと産業界等のニーズのマッチングシステムであり、目指す相手と出会える場です。東京海洋大学では、本事業等を通じて「智」の発信に努めています。 また、ニーズとシーズのマッチングシステムである水産海洋プラットフォーム事業の一環として「地産都消」活動を推進し、地域産業の活性化を支援しています。これは、全国地方の特色ある一次産品を、都会の消費者に届け、更にそこから全国展開を目指すものです。単なる情報発信に留まらない「地域産品・メニュー開発セミナー」((株)ぐるなびとの共同事業)や、学園祭にて実施する「全国水産都市フェア」を実施しています。 |
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