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博士研究員の公募について

Last Update : 2008-07-07 12:56
 
募集要項

東京海洋大学教育改革プログラム「海産食品の安全・安心に関する実践的教育研究の形成」では、海産食品の安全性に関する研究を重点化し、この分野における高度な専門知識と優れた応用力を生かせる実践的研究者の養成を目指しています。平成20年度の本プロジェクトでは以下の要領で博士研究員を公募します。


応募資格:

着任時に学位を有すること。

下記の研究内容のいずれかに興味があり,事業推進の一員として積極的に参加できる研究者。



応募分野:

以下5分野のうち、いずれかの分野。応募の際、分野名を明記ください。



1)分子遺伝学的手法を用いた耐病性形質の解析

本研究分野では、魚介類養殖において抗生物質を投与しなくても病原微生物による感染を受けない、すなわち耐病性形質を保持する魚を効率的に選抜、あるいは作出することを目的として、耐病性形質に関連する遺伝マーカーの開発、それを用いたマーカー選抜育種に取り組み、分子育種技術の開発を行う。応募者は、魚病についての知識および分子遺伝解析の研究歴があることが望ましい。



2)多機能性配合飼料の開発

水産食品の安全性を保証するには、まず健全な水産動物の育成が欠かせないが、そのためには栄養バランスだけでなく、有害物を含まない飼料が必要である。しかし近年、飼料由来の重金属や合成酸化防止剤、および残留抗生物質などが問題として指摘されている。本研究チームでは、抗酸化能や解毒作用が報告されている数種のセリ科植物に注目し、これらを添加することにより、配合飼料の組成をそのまま使用しても、魚体内における有害物質の制御効果は勿論のこと、貯蔵・流通過程における飼料そのものの品位(栄養性維持・脂質の酸化抑制)も保持できるような、多機能性配合飼料を開発しようとしている。必要に応じて動物試験も行うので、採血や解剖など生体試料の取扱いに習熟し、各種機器を用いた微量成分分析にも精通していることが望ましい。



3)安全・安心な海産食品生産のための陸上養殖技術の開発

養殖による自家汚染が近年問題視され、その原因である窒素とリンの負荷軽減が求められている。陸上養殖はこれらの汚濁物質の自然環境への排出を抑えるとともに、効率の良い養殖が可能となる。本研究分野では、安全・安全な水産生物の生産を目的とした魚類継代飼育システムを構築する一環として閉鎖循環式採卵親魚飼育システムの製作、カセット式魚類飼育装置によるティラピアの飼育とその改良、GH遺伝子非導入個体を対照にしてGH遺伝子導入ティラピアの飼育実験、などを行い、陸上養殖技術の開発を目指している。応募者は、上述のテーマに興味があり、特に魚の飼育および分析技術に秀でており、かつこれらテーマに関して研究歴があることが望ましい。



4)魚貝毒危害―魚貝毒の分析と有毒魚貝類の毒化機構の解明―

魚貝類のもつ自然毒には強力な致死毒性をもつものがあり、魚貝毒はわが国における食中毒の中でも最も危険な危害因子とみなされている。食品の安全性を評価する上で、このような自然毒を危険因子として解析し制御することが今後ますます重要となる。

近年、管理養殖により毒性を示さないトラフグの生産が可能になったが、フグ毒中毒事故があとを絶たない。そこで本研究分野では、わが国の食中毒死亡者の過半を占めるフグ毒中毒の原因となるフグとフグ毒を対象に研究を行っている。平成20年度は、フグの毒化機構の解明とフグ体内におけるフグ毒の動態解析を中心に行い、あわせて魚貝毒分析の改良や検査法の開発を試みる。応募者は、食品衛生に関する知識があり、微量な有害・有毒成分を分

析するための抽出精製法ならびに機器分析(特にHPLC,LC-MS)の経験があることが望ましい。



5)食品加工設備の洗浄管理

食品製造機器表面への食品成分の付着はさまざまな衛生上の問題を引き起こす。特にその成分がアレルゲン性を有する場合には、微量な付着量であっても別の食品への交差汚染が問題となり得るため、充分な洗浄操作が必要とされる。本研究分野では、食品中のアレルゲンを対象として、ステンレスやプラスチック等の機器表面に対する付着と脱離の特性および機構を明らかにすることを通じて、食品製造機器の洗浄に付随する交差汚染リスクの評価を行うとともに、その防除法を検討する。特に水晶振動子マイクロバランスを用いた平衡論的および速度論的な吸着挙動解析を行うため、食品衛生への興味とともに、物理的実験手法にも通じ、食品成分の移動現象に関する解析経験のある方が望ましい。





着任場所:

東京海洋大学 品川キャンパス



着任時期:

決定後、平成20年4月1日以降、できる限り早い時期。



任期:

1年(但し、最長2年を限度に更新することが可能です)。



給与:

国立大学法人東京海洋大学非常勤職員給与規則に従い、最低保障額20万円/月程

度とする。なお、詳細は下記にお問い合わせください。



応募書類:

(1) 履歴書

(2) 研究業績目録(原著論文,総説,著書,特許,その他参考となる事項)

(3) 主要論文別刷 3編以内(複写可)

(4) これまでの研究の概要(1000字程度)

(5) 着任後の研究に対する抱負(500字程度)

(6) 希望する研究分野(上記応募分野から選択)



応募締切:

平成20年2月29日(金)(必着)

封筒の表に「博士研究員応募書類」と朱書きしてください。



応募書類送付先及び問合せ先:

〒108-8477 港区港南4-5-7 

東京海洋大学 海洋科学部 海洋生物資源学科 吉崎悟朗

TEL /FAX :03-5463-0558

E-mail: goro@kaiyodai.ac.jp


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■品川キャンパス 【海洋科学部】〒108-8477 東京都港区港南4-5-7  Tel:03-5463-0400(代表)  
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