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海洋科学部兼廣教授が環境保全功労者等(環境大臣賞)を受賞

Last Update : 2009-06-12 09:41
【表彰の概要】
環境保全、地域環境保全及び地域環境美化に関し特に顕著な功績があった者(団体を含む)に対して、その功績をたたえるため、毎年度、環境大臣による表彰が行われている。

【受賞日】
平成21年6月10日

【功績内容】
 兼廣氏は「海洋機能材料学」についての研究をされ、東京海洋大学で教授を務められている。漁具やプラスチックによる海洋汚染が社会的問題としてクローズアップされてきた10数年前より「海洋環境と材料の関わり」という環境をテーマにした研究をはじめられ、以来、環境を重視した環境にやさしい材料の開発や機能についての研究を行うとともに、東京湾をベースに生活の中から排出されるプラスチックを含めた人工の廃棄物や漁業の生産活動の中から出てくる廃棄物など海洋ゴミの実態やそれらが海洋環境に与える影響などについて継続して調査を実施してきており、その成果は、近年、海洋環境の汚染の一因となっている海洋ゴミの解明に極めて大きな貢献をしてきている。
 また、平成19年度から開始された環境賞の「漂流・漂着ゴミ国内削減方策モデル調査」においては海洋の専門家の立場で参画いただき、漂着ゴミの実態把握や効果的な回収・処理の方法などの検討にあたり、調査の目指す方向の取りまとめに尽力いただいている。また、本年2月には、「きれいで豊かな海を共に守るための日韓実務協議」に我が国の専門家として参加し、科学的な知見に基づいて議論をリードし、日韓両国による漂流・漂着ゴミ問題に関する協力を進展させるなど、氏の功績は極めて顕著なものとなっている。
 著書は、「地球にやさしい海の利用-地球環境と水産業-9章.海のごみ問題」(1993年/恒星社厚生閣)、「沿岸の環境圏、5章4節.プラスチック廃棄物-海洋ごみ」(1998年/フジテクノシステム)、「日本の沿岸域のごみ汚染」(2003年/水産振興)、「離島における外国ごみの漂着」(2003年/海と渚環境美化推進機構)など、専門、一般向けの両面からも高い業績が認められる。


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