海鷹丸が日本海中央にある大和堆でエチゼンクラゲの濃密群を観測
Last Update : 2009-10-16 16:21
|
東京海洋大学 海鷹丸船長 峰 雄二 実習主任 教授 東海 正 大学院「乗船漁業調査特別実習」の一環として,三陸沖(10月6日),日本海の津軽海峡から大和堆東部(10月7日),対馬海峡東水道(10月9日)で,海面漂流物の目視観測中を行ったところ,三陸沖とともに日本海の中央にある大和堆東部海域周辺でエチゼンクラゲの濃密なパッチを観測しました。 クジラの資源量推定に用いられるライントランセクト法による初歩的な計算の結果,この大和堆東部でのエチゼンクラゲの密度は,現在,漁業被害が生じている岩手県沖と同等もしくはやや多いものであった。従来から,対馬海峡西水道から韓国東岸を北上したエチゼンクラゲが日本海の中央部を通って日本海北部沿岸に来襲しているとされていました。今回のように日本海のほぼ中央で,このような濃密なパッチを観測したのは初めてです。 この情報はすぐに(独)水産総合研究センター日本海区水産研究所を経て,漁業情報サービスセンターに伝えられました。これによって,同センターの大型クラゲ情報に加えられることで,漁業被害の対策に役立てられています。 |
![]() |
