自己点検・評価委員会「学生による授業評価」小委員会
 
 東京海洋大学は平成1510月より品川地区(海洋科学部)・越中島地区(海洋工学部)の2キャンパスを持つ、二学部で構成される大学となりました。品川キャンパスでは水産学部の全授業科目を対象とする『学生による授業評価』を14年度より開始しましたが、15年度後期からは越中島キャンパスの海洋工学部も試行の形で参加致しました。今回ここに公表するのは、品川地区で15年度に実施した評価の結果です。
 16年4月からは両学部共通の様式で評価を行い、その結果をファカルティディベロップメント(Faculty Development FD活動)にも活かし、担当教員が自らの授業改善に活用できるように、結果の集計方法、データのまとめ方なども全面的に改訂する予定です。学生の皆さんから寄せられたこれらの評価や記述式の意見を元に、各教官が次年度以降の授業内容や方法の改善に取り組むこととなりますが、統合を機に新設される全学FD委員会でも先生方の教育方法改善に資することができるように、真剣な検討を行っているところです。
 すべての科目で評価を実施するには大変な労力を伴いますが、学生がこの評価と誠実に取り組み、教員もまたその結果を真摯に受けとめることにより、本学でもより良い授業を創り上げることが可能になるはずです。評価に参加する学生に皆さんの協力無しに、より良い教育システムを作っていくことは困難です。当委員会としては今後とも、学生・教職員が一体となって新しい時代に適応した海洋科学・工学教育を構築できるよう、最善を尽くしていくつもりです。

        

 

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はじめに

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