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伊藤大智氏がベストプレゼンテーション賞を受賞

Last Update : 2017-07-03 09:02

6月9日に開催された平成29年度海洋理工学会春季大会において伊藤大智氏(海洋システム工学専攻 博士前期課程1年 電子制御研究室所属)が、40才以下の若手で最も優秀な口頭発表を行った者におくられるベストプレゼンテーション賞を受賞しました。

受賞発表

非線形引き込みを使った水中SWARM用可視光通信装置の開発

内容

SWARMとは、アリや蜂等に代表される群れとしての知性を利用した群ロボットである。小型単純な海中探査用SWARMの通信装置では、深海の高い水圧により電子回路の特性が変化し、通信不可になる問題を解決する必要がある。
本研究では、群れで同期発光するホタルのように、個体ごとに時定数が異なっていても同期する非線形同期システムが有効であると考えた。そこで、非線形同期システムを利用した可視光通信装置を開発した。さらに、非線形同期信号をクロックとして利用し、時定数の異なる装置間での4PPMデータ通信に成功した。
今回は、主に通信装置同士の通信可能距離と通信速度を向上させるための手法について重点を置いた。具体的には、通信可能距離を向上させるため、受光判定閾値を自動で設定するATC (Automatic Threshold Control)を実装し、通信速度を向上させるためソフトウェアの改良を行なった。結果として、通信距離は従来の6倍、通信速度は18倍向上させることに成功した。
これらの研究成果は、海洋調査分野への貢献が期待できるものであり、SWARMによる海中温度計測や海洋資源探査といった水中IoT技術の発展に繋がることが期待される。

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伊藤大智氏(写真右)と海洋工学会千賀会長(写真左)

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