企業・研究者の方Company
海洋環境科学部門(物理学)准教授または助教(テニュアトラック)の公募について 応募期限R2.12.11
Last Update : 2020-10-12 15:43
1 募集人員 |
准教授または助教(テニュアトラック) 1名(常勤) (助教の場合はテニュアトラック制*を適用し、テニュアトラック期間は採用から5年とする) *本制度は、助教(テニュアトラック)を任期付きで雇用し、整備された環境のもと教育研究を推進し、教員としての適性について公正・厳格な審査を行い、本学助教又は准教授のテニュア(任期の定めのない常勤教員としての資格)を取得させることを目的とするものです。 |
---|---|
2 所 属 | 学術研究院 海洋環境科学部門 |
3 担当する教育研究分野 |
海洋環境科学部門は、学際的に、生物系、化学系、物理系及び地学系が緊密な関係を保ちながら教育研究を進めることを基本理念としています。この部門の教育研究には、二つの柱:(1)水圏の様々な現象の基礎と相互の繋がりを教育研究する「海洋学」系の教員と、(2)多様な海洋生物と環境との相互作用を教育研究する「海洋生物学」系の教員が支えていく、という方針が定められています。 本部門では、海洋環境科学の基礎をなす教育研究を担当する教員体制の強化を目的とし、物理学の基礎教育を担当することができ、海洋物理学もしくは地球流体力学を専門とする准教授または助教(テニュアトラック)を募集します。本教員公募では、主たる研究対象や手法は問いませんが、理学的な観点から海洋や大気現象の物理に関する研究を行っており、海洋観測実習等の指導についても積極的に取り組む意欲のある人を望みます。また、大学院海洋科学技術研究科における教育研究に携われる研究業績を有し、本学における物理学の基礎教育を主体的に担うことができる人材を求めます。 採用にあたり、以下に挙げるような学部の授業科目等の幾つかを担当もしくは分担していただくことになります。 [学部: 海洋資源環境学部 海洋環境科学科] 物理学、物理学実験、物理学概論Ⅰ、物理海洋学Ⅰ及びⅡ、沿岸海洋学Ⅱ、地球科学概論Ⅱ、海洋学研究の最前線、海洋学実習Ⅰ及びⅡなど。 |
4 助教のテニュア中間評価及びテニュア審査 |
テニュア中間評価を採用日から3年以内、テニュア審査を採用日から5年以内に実施します。審査結果により、任期のない助教または准教授として採用される可能性があります。 |
5 待遇等 |
給与及び手当:年俸制。手当は所定の要件を満たしている場合に支給。 保険等:文部科学省共済組合(健康保険、厚生年金)、雇用保険、労災保険加入 勤務時間:裁量労働制適用(みなし勤務時間:1日7時間45分、週38時間45分) 休日:土曜日、日曜日、祝日及び年末年始、その他学長が指定する日 試用期間:6か月 |
6 応募条件 |
(1) 令和3年4月1日時点で博士の学位を有すること。助教の場合、令和3年3月31日時点で博士の学位取得後10年以内の研究者であること。 (2) 上記3記載の教育研究内容に係わる研究業績を有し、授業科目等を担当もしくは分担できること。 (3) 本部門の構成員と協力して教育研究を担えること。 (4) 准教授は大学院博士前期課程及び博士後期課程での研究指導を、助教は大学院博士前期課程での研究指導を担当できることが望ましい。 (5) 学部の授業と大学院の授業及び研究指導を、日本語だけではなく英語でも行えること。 (6) 准教授は、教育研究とともに管理運営等の学内業務にも積極的に取り組むこと。 助教は、エフォート率70%の研究時間を確保した上で、学内業務にも積極的に取り組むこと。 |
7 応募期限 |
令和2年12月11日(金)必着 |
8 採用予定 |
令和3年4月1日 |
9 提出書類 |
下記(1)から(9)について、各原本1部。さらに、(1)から(7)についてはコピー6部をあわせて添付してください。 (1) 履歴書(A4判、様式自由、写真貼付) 学歴、職歴、賞罰、学位論文題目(学位取得機関・学位取得年月・学位記番号)、所属学会、フィールド調査・乗船調査履歴、その他特記すべきことを項目別に列記してください。 (2) 研究業績目録(A4判、様式自由) 査読付き原著論文、著書、総説・解説、参考論文(査読無し論文、プロシーディングス、報告書等)に分け、それぞれ現在から順に過去に遡り列記してください。また、原著論文(査読付)については、被引用件数、投稿雑誌のインパクトファクター(IF値)とWeb of Science等の使用したデータベ-ス名を付記してください。 * 応募時に公刊されているものに限ります。受理済みまたは印刷中の原著論文については、受理証明書等を添付してください。 * 原著論文で、応募者が第一著者(単著を含む)または責任著者になっている論文には、応募者の氏名に二重下線を引いて判別できるようにしてください。それ以外の論文には、応募者の氏名に一重下線を引いてください。 (3) 原著論文の別刷又はコピー(代表的な論文を5編以内) * 最終選考段階に際して、原著論文すべての提出をお願いすることになります。 (4) 競争的研究資金の獲得状況(A4判、様式自由) 獲得した研究資金について、代表・分担の別、申請課題、助成機関、期間、金額を列記してください。 (5) 現在までの教育および研究内容の要約(A4判、2,000字程度) (6) 着任後の教育および研究に対する抱負(A4判、2,000字程度) (7) 応募者について照会可能な方の氏名・所属および連絡先(2名) (8) 提出書類受理通知のための返信用封筒(定型封筒に宛先を記入し、84円分の切手を貼付すること) (9) 審査結果通知のための返信用封筒(定型封筒に宛先を記入し、84円分の切手を貼付すること) 注意事項 * 応募の秘密は厳守し、応募書類は本選考の目的以外には使用しません。応募書類は原則として返却せず、選考終了後に当方で処分します。 |
10 書類提出先 |
〒108-8477 東京都港区港南4-5-7 東京海洋大学 学術研究院 海洋環境科学部門長 根本雅生 (「海洋環境科学部門教員(物理学)応募書類」と朱書し、簡易書留郵便等の追跡可能な方法で送付すること) |
11 選考内容 |
第一次選考(書類審査)を行い、その通過者に対して面接を行い、教育研究内容等について説明していただきます。その場合の交通費等は自己負担とします。なお、時間・場所等の詳細は、別途第一次選考通過者に連絡します。 * 健康診断書の提出をお願いすることがあります。 |
12 選考結果の通知 |
第一次選考(書類審査)の結果は、令和2年12月末日までに通知する予定です。 第二次選考(面接などによる審査)の結果は、令和3年2月末日までに通知する予定です。 |
13 照会先 |
東京海洋大学 学術研究院 海洋環境科学部門長 根本雅生 E-mail:nemoto@kaiyodai.ac.jp |
14 その他 |
東京海洋大学の専任教員の定年は満63歳(当該年齢に達した年度の末日で退職)です。本人の希望により、引き続き最長2年間の再雇用制度の適用が可能です。 東京海洋大学は、「男女共同参画行動宣言」を定め、女性研究者支援を含めた男女共同参画を推進しています。本公募においても女性からの積極的な応募を期待します。 東京海洋大学では、改正健康増進法(平成30年法律第78号)及び東京都受動喫煙防止条例を踏まえ、キャンパス内を原則禁煙とすることをはじめとする受動喫煙防止の徹底に取り組んでいます。 |