東京海洋大学

MENU

情報公開Information disclosure

平成19年度第4回(H20.1.21 15:00~)

Last Update : 2008-03-31 13:21

平成19年度国立大学法人東京海洋大学 第4回経営協議会議事要録

日時 平成20年1月21日(月) 15時00分~17時10分
場所 東京海洋大学楽水会館大会議室(品川地区)
出席者 髙井学長、河野委員、田畑委員、寺島委員、中須委員、根本委員、岡本理事、刑部理事、今津理事、垣添理事、藤田海洋工学部長、竹内大学院海洋科学技術研究科長、松岡事務局長
陪席 峰監事

議事に先立ち、学長から、教員によるセクシャル・ハラスメントが行われたことに対して12月21日付けで懲戒処分を行った旨の説明と謝罪があり、今後の再発防止に努めるとともに内部監査に取り組みたいとの発言があった。

議事

審議事項

1 国立大学法人東京海洋大学職員給与規則等の改正について

今津理事から、資料1に基づき説明があり、審議の結果、原案のとおり承認した。
委員からの主な意見等は、以下のとおり。

  • 国家公務員に準拠した給与改正ということだが、それではモチベーションが上がらないと思われる。国家公務員と同じで良いのか。または、より給与を上げる覚悟があるかどうか。
  • 民間企業の場合、評価基準を定めて評価を行い、その結果によって給与が上下するようになっているが、本学ではどうなっているか。

上記の質問に対し、学長から、以下のとおり説明があった。

  • 本学が都心に位置し、また、現在の物価高を考慮すると、今回の給与改正は、職員のインセンティブになると思う。いろいろな考え方があるので、大学によって違うこともあると思うが、大方はこの方法を採用している。
  • 平成20年1月1日の昇給において、教職員の勤務成果に基づき処遇を変える判定を、試行で行った。処遇評価の方法については、来年1月までにでき るだけ不公平感がなく、働きに応じて評価できるような方法を検討したいと考えている。評価した場合の格差は、普通は3号給だが、極めて良好な場合は7号給 上がるようにしている。なお、給与の原資は保つように配慮している。
2 平成19年度学内配分予算(第1次)補正について

財務課長から、資料2に基づき説明があり、審議の結果、原案のとおり承認した。

3 決算剰余金の繰越承認について

財務課長から、平成18年度の決算剰余金に関する承認申請について説明があり、併せて、資料3に基づき、目的積立金の使用計画(審議事項4)について説明があった。審議の結果、原案のとおり承認した。
委員からの主な意見等は、以下のとおり。

  • 教育研究環境改善経費の使用計画は、代理親魚のプロジェクトに関連するものか?
  • 予算について、教育と研究のバランスはどのようになっているか。

上記の質問に対し、学長から、以下のとおり説明があった。

  • 科学振興調整費による代理親魚のプロジェクト等において、大型の魚を飼育する施設が必要であり、高度な研究成果を得るために、大学として施設の充実を図る必要があるので、教育研究環境改善経費を充てたい。
  • 教育と研究に関する予算の割合は、法人化前と変わらない比率である。運営費交付金1%減という現状において、教育経費には削減をかけずに工夫し、 約5対1の割合で教育に多く経費を充てている。研究経費は削減の対象にしているので毎年減っているが、積極的に外部資金を獲得することで、不足をカバーするよう努めている。
4 目的積立金使用計画について

審議事項3(決算剰余金の繰越承認について)と併せて説明を行い、審議の結果、原案のとおり承認した。

報告事項

1 平成20年度予算(19年度補正予算等を含む)の内示について

財務課長から、資料4に基づき、内示のあった平成20年度予算及び平成19年度補正予算の内容について報告があった。
委員からの主な意見等は、以下のとおり。

  • 本学は、「大学教育改革の支援の充実」に関する制度に基づき、どの程度獲得しているのか。
  • 9月入学については、卒業と就職の時期の関係や、新たな試験問題の作成等による教員の負担等の問題があるが、どのように対応することを考えているか。
  • 海洋基本法では、海洋教育について、国民向けの教育の他、大学における学際的な教育を推進するために必要な措置を講ずることとしている。4月から設置される海洋管理政策学専攻の取組みと今後の教育プログラムへの応募については、具体的に検討しているのか。
  • 日本人船員の養成に関する教育改革はどうか。

上記の質問に対し、学長、岡本理事及び今津理事から、以下のとおり説明があった。

  • これから募集が始まる「人材養成目的の明確化を踏まえた高等教育の質の向上」は、これまでの現代GP等を統合したものであるが、本学は今年度に 「水圏環境リテラシー教育推進プログラム」等が採択された。その他にも船を使用した実質的な教育や海事英語に関する現代GP等が採択されている。今後も、 獲得に向けて努力する。
  • 9月入学への対応は、社会の体制が整っていないのでなかなか難しいのではないかと思うが、「骨太の改革」と教育再生会議で提言されており、本学もこれから調査を行う。
  • 今年4月に設置する海洋管理政策学専攻のほか、今年度から3年間の計画で、現代GPの水圏環境リテラシー教育推進プログラムを行い、子ども達を含めて海に関心を持たせる教育を展開している。また、大学院では、海上で海洋観測技術を習熟するようなプログラムを行っているので、これを国際的な視点に立つようなプログラムとして作っていくことも考えられると思う。
  • 船員養成に関して、幅を広げるというよりは、人材を確実に養成していくのが良いのではないかと考えている。また、大学として、新しい技術を船舶方 向に生かすという考えで、陸と船の関係を新しく作るために、本学の平成20年度予算の中に教育改革の区分でプロジェクトを作り、最新の情報技術を持つ運航 者養成のための調査研究を行うことを考えている。
2 平成19年度収入・支出状況(11月末現在)について

財務課長から、資料5に基づき、11月末現在の収入・支出状況について報告があった。

3 外部資金の受入状況(12月末現在)について

国際・研究協力課長から、資料6に基づき、12月末現在の外部資金の受入状況について報告があった。

4 学生寮の利用実績について

岡本理事から、資料7に基づき、両キャンパスの学生寮の利用実績について報告があった。
委員からの主な意見等は、以下のとおり。

  • 家賃価格の基準は何か。また、家賃収入を何に充当しているのか。

上記の質問に対し、学長から、以下のとおり説明があった。

  • 家賃価格は、法人化以前の費用省令に基づき定めている。家賃収入は大学の収入として積算しており、修理費等は、家賃収入とは別の本部経費で支出している。
5 平成19年度学位記授与式及び平成20年度入学式について

学長から、平成19年度学位記授与式の日程について、資料8に基づき説明があり、引き続き、平成20年度入学式の日程について説明があった。

6 その他
  1. 重要文化財「明治丸」の改修について
    今津理事から、重要文化財「明治丸」について、改修計画案の概要及び改修経費の不足分について募金活動を検討している等の報告があった。
    委員からの主な意見等は、以下のとおり。
    • 東京都と江東区は、この件に対してどのような感触か。
    • 明治丸を一種のテーマパーク化する発想もあると思う。民間企業と提携する等、民間の力を吸収して行うような発想の転換をしてはどうか。
    上記の質問に対しては、藤田海洋工学部長から、以下のとおり説明があった。
    • 防波堤の整備に関する部分は、東京都が予算を確保しており、公園化等の地域交流については、江東区が力を入れている。大学としては、海事教育の情 報発信拠点にするための周辺整備も実施したい。また、明治丸の永久保存についても、地域交流を含めて、3者の連携が取れていると思う。
  2. 次期経営協議会委員について
    学長から、今年3月で現委員の任期が終了するので、今後、各委員の意向を伺う予定である旨の発言があった。
  3. その他
    委員から、次のような意見があった。
    • 大学教育改革として、いろいろなツールを使える人材育成プログラムが挙げられているが、そのツールを使う人間の教育、人格育成をぜひともしっかり 行っていただきたい。古典や勤労の有難さ、スポーツ・芸術等を総合したものが教養教育だと思う。本学は海というまたとない教材を持っている。ITも必要だ が、日本の将来を考えて、マンツーマンの教育による人間教育をしっかりやった方が良い。
    • セクシャル・ハラスメントが起こったことは、教育者としてあるまじきことであり、また、大学の名誉を傷つけることである。この件をきちんと総括し、再発防止のためにきちんとした対応、フォローアップをして欲しい。
    • 大学に大学改革という新しい要素があるので、教員が教育・研究・改革に追われてしまい、結局、教育と研究が手薄になるような感じがある。教員を補 強するのは難しいので、卒業生からの協力を得るような工夫があっても良いと思う。海洋大にはまだ歴史がないが、商船大、水産大には立派な歴史があるので、 卒業生に、自分達が受けた教育について今の学生達にアピールさせる等の工夫をしてはどうか。それを基に新しい歴史ができると思う。

以上

配付資料

平成19年度第3回経営協議会議事要録

  • 資料1 国立大学法人東京海洋大学職員給与規則等の改正について(概要)
  • 資料2 平成19年度学内配分予算(第1次)補正について(案)
  • 資料3 平成19年度目的積立金使用計画(総表)(案)
  • 資料4 平成20年度予算(19年度補正予算等を含む)の内示
  • 資料5 平成19年度収入・支出状況(11月末現在)
  • 資料6 外部資金の受入状況について(平成19年12月31日現在)
  • 資料7 学生寮利用実績
  • 資料8 平成19年度東京海洋大学学位記授与式日程等
  • 参考資料 新聞記事(抜粋)

一覧に戻る

PAGE TOP