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第2回 航行妨害ゾーン(OZT)の利用と展望 -自動航行に向けて-

Last Update : 2019-01-29 13:24

 第2回 航行妨害ゾーン(OZT)の利用と展望 -自動航行に向けて-を開催します。
 船舶の安全運航に不可欠な衝突危険評価法のひとつとして、航行妨害ゾーン(OZT)による衝突危険評価法があります。この評価法は、単船遭遇は勿論、多船遭遇での避航にも使え、さらに交通環境評価や衝突事故解析にも使える評価法です。第一回のセミナー以降、各所でOZTの利用が進められております。
 今回の第二回セミナーでは、IMOにおいて自動運航船に関する諸規則の論点整理が検討されていること、また、自動航行に衝突危険評価は欠かせないことから、「自動航行に向けて」の副題のもと、現在の我が国における自動航行船への取組やOZT関連機器の開発状況、それにOZTに関連した調査や研究の状況を紹介します。

日時 2019年2月27日(水) 12:30開場 13:00開始 18:00終了
会場 東京海洋大学・越中島キャンパス 越中島会館 講堂
参加費 無料
プログラム
12:30 開場
13:00 開会挨拶
 東京海洋大学 海洋工学部長 塚本 達郎
<日本の動き>
13:10-13:30 国際海事機関(IMO)における自動運航船に関する国際ルールの検討状況
 国土交通省海事局安全政策課船舶安全基準室長 森 有司
13:30-13:50 VHF Data Exchange Systemに関する日本の取り組み
 海上保安庁 竹内 謹治
13:50-14:10 新OZTとその特性について
 東京海洋大学客員教授 今津 隼馬
<学術関係>
14:10-14:30 OZTを用いた自動避航アルゴリズム開発に関する基礎研究
 東京海洋大学 西崎 ちひろ
14:30-14:50 OZTを用いたAISデータからの避航ケース抽出
 海上技術安全研究所 佐藤 圭二
14:50-15:10

衝突ゾーンの見える化~OZT密度およびLOPC密度を用いた推定~
 東海大学 福田 厳

15:10-15:30 休憩
<実用・実務>
15:30-15:50 操船の自律化に向けた取り組み
 三井E&S造船株式会社 村田 航
15:50-16:10 東京湾における水先業務の実際と新たな情報の活用について
 東京湾水先区水先人会 本田 直葵
16:10-16:30 自律船/自動避航システムの実用化について
 日本海洋科学 中村 紳也
16:30-16:50 安全航過距離から検討したOZTを使用する避航航路計画法の提案
 株式会社光電製作所 関根 訓男
16:50-17:10 先進的な航行支援システムの実用化(AR/OZTの活用)
 株式会社商船三井 友野 徳之
17:10-17:30 遠隔操船およびOZTに対する取り組み
 日本無線株式会社 井上 眞太郎
17:30-17:50 OZT表示の実用化に向けた取組み(仮)
 古野電気株式会社 中川 和也
17:50 閉会挨拶
 東京海洋大学 客員教授 今津 隼馬

各講演の概要についてはこちらをご覧ください OZTセミナー案内(48.4 KB)

※セミナー終了後、「毬乃(江東区越中島1-2-18 江東区深川スポーツセンター1F)」にて、情報交換会を催しますので是非ご参加ください。(18:00~19:00 参加費 2,000円)
・時間:18:00~19:00
・場所:毬乃(江東区越中島1-2-18 江東区深川スポーツセンター1F)
・参加費:2,000円

お申し込み お名前、ご所属、連絡先(eメールアドレス、電話番号)および情報交換会への出欠をご記入の上、
2月17日までに、東京海洋大学 田丸人意(ozt@m.kaiyodai.ac.jp)へメールにてご連絡下さい。

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