東京海洋大学についてAbout TUMSAT
東京海洋大学のプラスチック・スマート・アクション
海に漂流、蓄積するプラスチックごみを調査研究して、その成果を社会に伝えることで、問題解決につなげる。
海洋プラスチックごみ(海洋プラごみ)は、いま大きな海洋汚染のひとつとして世界中で注目されています。陸上から海に流出するプラスチックは年間800万ともいわれ、2050年には海にあるプラスチックごみが海洋中の魚の量を超えるという試算も報告されています。
海洋プラごみは、大洋中では船舶の航行や漁業の操業の障害に、また海岸に漂着して生活環境や観光資源の破壊につながるとともに、海洋生態系に対する影響も大きいものと懸念されています。
こうした海洋プラごみの実態を科学的な調査をもとに明らかにして、広くみんなに知ってもらうことで、海洋に流入するプラスチック量を削減し、またそのための正しい処理やリサイクル方法、バイオマスプラスチックや代替素材などを理解して、取り組んでもらうことが必要になります。
Plastics Smartは、個人・自治体・NGO・企業・研究機関など幅広い主体が連携協働して、海洋プラスチックごみ問題の解決を推進できるよう、環境省が令和元年にスタートさせたキャンペーンです。令和3年(7月時点)では、同キャンペーンの登録事例数(プラスマアクション取り組み事例)は2,300件を越えて、さらに拡がりを見せています。
本学では、海洋プラスチックごみに関わる取り組みを皆様にわかりやすくお伝えするため、該当するWEBページ等に、Plastics Smartのロゴを掲載していきます。
本学では、今後も海洋プラスチックごみの調査研究やプラごみ削減に取り組んでまいります。
【Plastics smartのロゴ】
- 東京海洋大学と川崎汽船が海洋プラスチックごみに関する共同研究の協定を締結 (東京海洋大学・川崎汽船の共同プレスリリース)
- プラスマアクション「海に漂流、蓄積するプラスチックごみを調査研究して、その成果を社会に伝えることで、問題解決につなげる」
- 内田 圭一准教授「マイクロプラスチックの海洋流出の実態を探る」
- Yumenabi LIVE内田先生「どうなっているの?海のごみ問題!」
- 海洋マイクロプラスチックに関する環境学習教材 「こども達の輝く未来に」
- 内田圭一准教授の動画「レジ袋の有料化 本当に意味あるの?」
- 内田圭一准教授が、日中韓環境協力功労者表彰を受賞
- 海洋における将来のマイクロプラスチック浮遊量を世界で初めて予測 〜海洋プラスチック汚染の監視と軽減に期待〜
- インドネシアにおいて本学主催「インドネシア海域における漂流プラスチック海ごみ研究に関する会議」を開催(2018/11/27)
- 平成29年度沖合海域における漂流・海底ごみ実態調査について~調査海域を拡大するとともに、大学との連携体制を拡充~
- 南極海でマイクロプラスチックの浮遊が確認されたことについて(東京海洋大学・九州大学・環境省の共同プレスリリース)
- 「2016新春海ごみシンポジウム」を開催しました
- 平成26年度沖合海域における漂流・海底ごみ実態調査委託業務調査結果について
- 神鷹丸 第93次航海における漂流ゴミの目視観測とニューストンネット採集について ― 博多から輪島まで(7月20日~24日)
- 海鷹丸と神鷹丸による漂流ごみの目視観測およびマイクロプラスチックの採集調査が始まります
関連リンク(別ウィンドウでリンク先を開きます。サイト外のページに移動します)
プラスチック・スマート Plastics Smart(環境省公式サイト)
東京海洋大学SDGsホームページ「誰一人、取り残さない。海からの声」
環境省 パンフレット・マニュアル・ガイドライン・海ごみ調査報告書
東京海洋大学が受託した業務の報告書
◆平成30年度漂流マイクロプラスチックを含む漂流・海底ごみの分布調査及び指標等検討業務 報告書
・全体版(平成30年度調査報告書 分割版のダウンロードはこちら)
・概要版【PDF 2,145KB】
◆平成29年度沖合海域における漂流・海底ごみ実態把握調査業務 報告書
・全体版(平成29年度調査報告書 分割版のダウンロードはこちら)
・概要版【PDF 1,663KB】
◆平成28年度沖合海域における漂流・海底ごみ実態把握調査業務 報告書
・全体版(平成28年度調査報告書 分割版のダウンロードはこちら)
・概要版【PDF 850KB】
◆平成27年度沖合海域における漂流・海底ごみ実態把握調査報告書
・全体版【PDF 6,321KB】
・概要版【PDF 1,266KB】
◆(全体版)平成26年度沖合海域における漂流・海底ごみ実態把握調査報告書
(平成26年度調査報告書 分割版のダウンロードはこちら)
英語版概要 (2014 Research report on marine debris) 【PDF 2,670KB】