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システム導入後成果・波及効果・400MHzの自動固体試料チェンジャーと遠隔操作対応分光計の導入により、共同利用の加速とマシンタイムの効率的利用が期待。・遠隔操作が可能となるため、密の状態となることを避けながら設備を運用でき、研究活動の障害が解消。・利用者は品川キャンパス及び越中島キャンパス、各ステーションとサテライトの各研究室から遠隔操作により、自動で連続測定を行う事ができ、海洋由来の有用生理活性物質、生体物質および代謝物の構造解析と定量分析、海洋生物資源および農産物の組織中の微粒子、水&油分移動の非破壊検査、生体試料構成成分の分子運動性の非破壊評価、高感度、高分解能測定による代謝物解析等必の研究を進めることが可能。同システムで得られたビッグデータを品川キャンパス及び越中島キャンパスの各研究室に送信。要・同設備は、溶液NMR、マイクロMRI、拡散係数、固体NMRの各測定に幅広く対応可能なことから、利用者増に伴う稼働率アップによ性・り、各利用者の測定時間の確保が難しくなっていたが、遠隔操作を可能とするシステムを利用した測定に予約ルールを導入し、さ緊らに外部機関との試料の授受を宅配で行い、測定を遠隔操作によって行うシステムの導入で、外部利用の増加が可能。これにより、急性学内の学生・研究者の使用時間を十分に確保した上で、NMR装置が使用されていない時間での外部機関の利用を加速。〇今回導入設備固体測定用オートサンプルチェンジャーワイドボア高分解能核磁気共鳴装置・遠隔操作による試料交換の自動化と連続測定により装置の効率的利用及びビッグデータの取得ができる。⇒研究を円滑化、ビッグデータを用いたAI分析が実施できる。・遠隔会議システムを使う事でオンラインでNMR測定のレクチャーができる。⇒定期的にオンラインセミナーを行って、ユーザーを増やすことができる。・宅配と遠隔操作を利用することで外部機関利用者が測定室に来なくても測定依頼ができる。⇒外部機関の利用を促進し、空き時間を有効に利用しながら収入を増やして装置の安定な稼働の費用に充てることができる。分光計測定用ワークステーション分析データ取得学生密集!!試料交換遠隔操作・遠隔会議密状態が解消!!試料管オンライン宅配外部機関試料3.オープンファシリティシステムに接続する研究機器・施設の整備(2)先端研究設備整備:NMR400MHzの遠隔・自動操作及びデータ取得

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