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Ⅱソフト面:研究データを戦略的に収集・共有・活用するための取組を強化。-共同利用施設の情報環境整備全学的な研究のDXを支えるため、学内共同利用施設の水圏科学フィールド教育研究センター、水圏生殖工学研究所、放射性同位元素管理センターの情報ネットワークの高速化・無線LAN化を推進した。▼施策・大型研究施設の遠隔化、自動化を通じたDXの推進・共同利用施設の情報環境整備(P23)→ 自動水棲生物飼育・データ取得設備(P22)共用化を促進のため、研究機器・ステーション宿泊施設の共同利用等を可能とするシステムを構築した。▼施策・オープンファシリティシステムの構築-研究機器・ステーション宿泊施設の共同利用等の促進(P4~P10)研究機器のオープンファシリティシステムへの登録により共用化を図るとともに、遠隔化、自動化を促進し、ビッグデータ取得・AI分析研究を推進した。▼施策・オープンファシリティシステムに接続する研究機器の整備(P11~P20)・NMR400MHzの遠隔・自動操作及びデータ取得(P21)研究システムをデジタル転換するために重要となるのは研究データである。高品質な研究データの収集と、戦略性を持ったデータの共有のためのデータプラットフォームの構築、人材育成・確保の取組、データを効果的に活用した先導的なAI・データ駆動型研究を目指したフィージビリティスタディを推進した。▼推進したフィージビリティスタディ研究・海洋ビッグデータの取得、AI分析研究の推進(P24~P40)ト化、高速通信ネットワークの整備。1.オープンファシリティシステムの構築2.オープンファシリティシステムに接続する研究機器・施設の整備-研究機器の共用化・遠隔操作・自動化3.研究データの収集・共有とAI・データ駆動型研究の推進(総論)海洋研究手法パラダイムシフトによる研究DXの推進大型共用施設から研究室まで様々な研究現場において、リモート研究を可能にする環境構築や、実験の自動化を実現するスマートラボ等の取組を推進し、時間や距離に縛られず研究を遂行できる革新的な研究環境を整備した。Ⅰハード面:実験の自動化や遠隔地からの研究インフラへのアクセスを可能にする研究施設・設備のリモート化・スマー

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