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宮城県北部鰹鮪漁業組合主催「水産物流通適正化法についてのweb勉強会」に講師派遣の協力を行いました。

2021年11月19日

令和3年11月16日(火)宮城県北部鰹鮪漁業組合主催の勉強会、第4回目を開催し、本学副学長兼三陸サテライト館長の婁小波教授が「水産物流通適正化法」について講演しました。

これまで、「漁船漁業における脱炭素化(カーボンニュートラル)への対応」(全3回)を、組合員の皆様や造船関係の皆様、また、行政機関、金融機関等、多くの方々にご参加をいただき大変好評をいただきました。

今回は、令和2年12月11日に公布された「水産流通適正化法」について、婁教授がオンラインと気仙沼市水産振興センター会場に集まった方々に講演し理解を深めました。

先ず、婁先生からこの法律の目的や概要についてお話しいただき、国内における違法漁獲物の流通防止のための規制(特定第⼀種水産物)とIUU漁獲物の流入防止のための輸入の規制(特定第⼆種⽔産動植物)について、詳しくご説明いただきました。

次に、当該制度の制度的特質を分析し、課題を指摘しました。その上で、それぞれの取扱事業者に係る義務を果たすにはどのようなことが必要となってくるのか(対応や情報の管理体制)、また、施行までの期間において、現場でのどのような対策を講ずる必要があるのか(伝達義務や取引記録義務に係る電子化に向けたシステムの開発等)についてお話しいただき、活発な勉強会になりました。

ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。

これからも三陸サテライトでは、このような自主的な勉強会や研究会の取り組みを継続的に支援し社会的な貢献と教育活動の協力に寄与して参ります。

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婁教授の講演の様子

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