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神田穣太教授が第43回日仏海洋学会日仏海洋学会賞を受賞

Last Update : 2013-07-12 16:45

受賞概要

日仏海洋学会賞は、海洋学および水産学において顕著な学術業績を挙げた本学会員の中から選考を経て選ばれます。このたび、神田穣太教授が受賞することとなりました。

受賞対象課題

海洋における生物地球化学循環に関する研究

日仏海洋学会賞選考委員会による推薦理由(受賞対象となった活動の内容)

神田穣太会員は、これまで海洋における生物地球化学的循環に関連した多くの研究を行ってこられました。特に、東京大学海洋研究所の時代から現在に至るまで取り組んでこられた海洋窒素循環に関する研究では、Limnology and Oceanographyをはじめとする一級の国際誌に多くの成果を発表されています。

植物プランクトンの窒素栄養塩類取り込み特性に関する実験法の確立、現場観測、速度論的解析に関する研究成果は、国内外の多くの研究者のバイブルであるとともに、海洋窒素循環への理解に大きく貢献するものとなっています。
東京水産大学(現東京海洋大学)に着任されてからは、東京湾における栄養塩動態に関する研究に従事され、栄養塩濃度の時系列変動や貧酸素底泥環境下におけるリン溶出特性など沿岸環境の物質循環を理解する上で極めて重要な知見を示され、沿岸環境保全に関する活動も積極的に取り組まれています。

また、亜熱帯外洋域における微量栄養塩動態に関する研究にも取り組んでこられ、高感度分析法の開発、現場観測、空間分布に関する研究成果は、現在、亜熱帯外洋域の物質循環像転換に資するものとなっています。
さらに、3.11東日本大震災以降、海洋生態系における放射性物質の影響評価について迅速に対応、研究されており、海洋学的視点からの適切な説明や評価結果の公表に務めておられます。

日仏海洋学会誌La merにも近年は積極的に投稿され、学会の運営では会計幹事を永年担当しています。
これらの卓越した研究業績と学会への貢献から、神田穣太会員は日仏海洋学会賞受賞にふさわしいものとして推薦します。

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