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遠藤雅人助教が2013年度生態工学会賞学術賞を受賞

Last Update : 2013-07-29 17:19

受賞概要

生態工学会では、生態工学会賞学術賞として生態工学関連領域の研究、技術について、体系的、かつ、総合的に評価できる学術上の業績を上げたものに授与している。今回、同学会表彰委員会にて選考が行われ、下記の題目および内容で受賞が決定した。生態工学会年次大会中の2013年6月29日に授賞式が行われた。

受賞対象となった業績

魚類の循環養殖システム開発および物質循環利用に関する研究

受賞対象となった研究の内容

遠藤雅人氏は宇宙環境下における閉鎖居住施設における食料生産サブシステムとしての魚類養殖の研究に着手し、ティラピア養殖をモデルに人工的な生態系を魚類生産システム内に構築する閉鎖生態系養殖システムの研究を行い、物質の移動量について明らかにした。また、微小重力下における魚類や動物プランクトンの行動観察から、地球外におけるそれら生物の飼育に必要な環境条件についても明らかにしている。これらの成果は将来建設されるであろう恒久的な宇宙居住施設における食料生産サブシステムとしての魚類養殖システムの構築に大きく寄与するものと期待される。

宇宙環境下での養殖を研究する一方で最近では海産魚の閉鎖循環式養殖システムの研究を進め、トラフグ仔稚魚の種苗生産システムや泡沫分離装置の機構について、また、ヒラメ飼育やワムシ計数の自動化に向けたシステム開発も行っている。これらの技術により、養殖現場での省力化が実現でき、様々な水産生物の飼育・培養に活かすことが可能となる。また、現在牧場で生産されるバイオガスを用いたトラフグ養殖にも着手し、2012年度生態工学定例シンポジウムでもその内容が報告された。この生物の理解と装置開発の融合はまさに生態工学会の概念を表すものであり、本業績が生態工学会学術賞に値するものと評価された。

遠藤雅人助教が2013年度生態工学会賞学術賞を受賞

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