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相田紗織(博士後期課程3年・日本学術振興会特別研究員)氏、下野孝一教授が日本視覚学会2013年夏季大会にてベストプレゼンテーション賞を受賞

Last Update : 2013-08-12 09:26

受賞概要

札幌市立大学において開催された日本視覚学会2013年夏季大会において、博士課程後期課程3年生相田紗織が学生会員を対象としたベストプレゼンテーション賞を受賞しました。本賞は、同学会(2013年7月24~26日開催)における発表の中から内容・発表方法の両面において優秀と認められた研究に与えられるものです。

受賞した論文(究)のタイトル

「3次元における数の過大推定現象:前面と後面の構成要素数の効果」

共著者と所属

相田紗織1,2),草野勉1),下野孝一1)
1)東京海洋大学大学院海洋科学技術研究科,2)日本学術振興会

受賞対象となった論文(研究)の内容

本研究において相田らは3次元刺激(立体透明視刺激)における数の過大推定現象について報告した.立体透明視刺激とはランダムドットパターンからなり,融合すると同一方向に複数の奥行きをもった面が知覚される刺激である.彼らは、同じ数の構成要素をもつ2次元刺激と3次元刺激を比較すると,3次元刺激の構成要素数が過大に推定されることを示した.本研究ではさらに立体透明視刺激の面のそれぞれの構成要素数を測定した場合にはより後ろの面の構成要素が過大視されることも示した。 これらのことを踏まえ、相田らは、3次元刺激の過大推定現象には、背景面の過大視が影響しているだろうことを示唆した。さらに彼らは、2次元刺激の構成要素数は過小推定されるという従来の研究結果を踏まえ、3次元刺激の知覚された構成要素数は"過大推定"されるというよりむしろ、実際の構成要素数に近い可能性を議論した。3次元刺激の過大現象は従来2次元刺激を使って行われてきた数知覚に新しい視点を導入するものである。

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