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濱田武士准教授が日本協同組合学会賞(学術賞)を受賞

Last Update : 2013-10-11 17:07

受賞概要

このたび、本学の濱田武士准教授が日本協同組合学会賞(学術賞)を受賞いたしました。学術賞とは、(1)学術団体の表彰対象として学術的な水準を満たしていること、(2)学術賞に選定することが協同組合の発展に寄与すること、(3)著書の目的とする課題の解明が社会にインパクトを与えること、(4)学術賞の贈呈が会員の研究活動の活性化に寄与することの4つの基準を満たす著作に与えられる賞です。

受賞研究(著作)のタイトル

『漁業と震災』(みすず書房)

著者

濱田武士(東京海洋大学大学院海洋科学系海洋政策文化学部門)

受賞対象となった論文(著書)の受賞理由

本書が次の特徴を持ち、学術賞にふさわしい業績であると判断された。

  1. 東日本大震災からの漁業の復旧という当面の課題にとどまらず、当地の漁業・漁村の歴史やそれぞれの地域特性、漁協のあり方など、協同組合理論の発展のために必要な論点を積極的に展開しており、学術的に意義のある論考となっている。
  2. 現代日本における漁業の状況をふまえ、漁協のあり方などを総合的に論じた論文はあまりなく、また東日本大震災からの漁業の復興を漁協の事業・運動から論じた視点は他の協同組合にとっても示唆となる。よって、協同組合運動の発展にとって本書は有意義である。
  3. 本書がとりあげた水産業復興特区構想ならびに復興方針の批判的検討は被災地にとって焦眉の課題であり、社会に与える影響は大きい。本書は宮城県議会における漁業権をめぐる質疑でも議員によってとりあげられており、既に社会にインパクトを与えている。また、大手新聞を含む全国の新聞紙上などで書評の対象となっていることも社会にインパクトを与えていることの表れである。
  4. 本書のように現在の情勢に機敏に対応しつつ、学術的にも深い検討を行った論考は、協同組合という現実の社会で絶えず変化しつつも、崇高な理念を掲げる事業体・運動体を研究対象とする本学会の会員にとって目指すべきモデルであり、本書に学術賞を与えることが会員の研究活動の励みになると期待できる。

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