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11月3日「海洋大と福島水試が測った福島の海~サイエンスカフェとポスターで紹介します~」が開催されました

Last Update : 2013-11-29 15:58

2013年11月3日(日)、東京海洋大学(海洋大)楽水会館[品川キャンパス]において「海洋大と福島水試が測った福島の海~サイエンスカフェとポスターで紹介します~」(福島の海@海洋大プログラム)が開かれました。

ほぼ2年半前の2011年3月11日に東日本大震災とともに起きた東京電力福島第一原子力発電所(原発)事故によって、福島県の沿岸漁業は大きな打撃を受けています。震災直後は津波による被害と原発事故の全体像が見えない混乱のため、そしてその後は水産物から放射性物質が検出されたことから、福島県の沿岸漁業は操業を自粛しています。

しかし、こうした状況のもとで、福島県の漁業者、水産加工・流通業者をはじめとする関係者の方々は、安全な水産物を供給するために、さまざまな努力を積み重ねています。2012年6月には相馬双葉漁業協同組合が、また、2013年10月にはいわき市漁業協同組合が、放射性物質が検出されなくなった海域・魚種について、小規模な操業と販売を試験的におこない、出荷先での評価を調査し、福島県の漁業再開に向けた基礎データを得ることを目的とした、 「試験操業」を始めました。

試験操業の根拠をなすのが、福島県水産試験場が漁業者の協力を得て震災直後から継続しておこなっている「水産物における放射性物質のモニタリング」です。2011年4月から2013年9月まで、177魚種、13,237検体について、放射性セシウム濃度を測り、海域ごと、魚種ごと、そして、時間の推移にともなう傾向を明らかにしています。

東京海洋大学もまた、福島県水産試験場と協同で、福島県沿岸の海洋環境・生態系の状況や放射性物質の分布について調査研究をおこなってきました。2011年6月以来、東京海洋大学練習船「海鷹丸」または「神鷹丸」によって、また、漁業者の方々の協力を得て、さまざまな観測をおこなっています。

今回の福島の海@海洋大プログラムは、こうした調査研究の活動と結果を紹介することがおもな目的です。福島県水産試験場の研究員、福島県水産事務所の水産業普及指導員、いわき市漁協・相馬双葉漁協の漁業者・職員、いわき市水産振興室職員の方々もスタッフとして参加、総勢約40名で運営しました。当日は、海洋大の大学祭「海鷹祭」最終日ということもあって、ポスターセッションに約300名、サイエンスカフェに約70名、と、たくさんの方々にお運びいただきました。

11月3日福島の海@海洋大プログラム実行委員会

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