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登録有形文化財「雲鷹丸」修復募金のお願い

Last Update : 2014-02-13 11:14

雲鷹丸は、水産講習所2代目練習船として明治42年2月に大阪鉄工所桜島造船所(現在、跡地はユニバーサル・スタジオ・ジャパンとなっている)で建造された、米国式遠洋捕鯨船バーク型帆船です。

以来、昭和4年に廃船となるまで20年間に渡り、計33次にわたる遠洋航海を行い、海洋を担う若人を育成し、有為の人材を斯界に送り出しました。

また、世界の海に新漁場を求めて、その足跡を残し、日本の遠洋漁業の開発に多大の貢献をした船でもあります。
特に「かに工船事業」の創始として世界漁業史上にその足跡を残しております。

現在、雲鷹丸は、東京海洋大学品川キャンパス構内の羽田空港から都心へのアクセス手段(モノレール、首都高羽田線等)からよく見える位置に保存され、東京のランドマークの一つとして、国民のみならず、世界の方々にも親しまれる存在となっております。

平成10年(1998)12月11日、国の登録有形文化財の指定を受け、大学の象徴的存在として学内外への存在感をより高める役割を担っております。

しかしながら、前回、昭和45年の本格的な修復工事後に行われてきた補修工事が、平成7年以降行われておらず、点検調査の結果、各所の傷みが激しくなってきており、早急な補修が必要であることが判明しました。

このため、今回、雲鷹丸を末永く活用していくために、修復費用を募金により募り、補修工事を実施したいと考えておりますので、皆様方からの格別のご高配を賜りたくお願いを申し上げる次第です。

現在の経済情勢下において誠に恐縮に存じますが、本事業の趣旨にご理解を賜りますよう重ねてお願いいたします。

平成24年4月
国立大学法人東京海洋大学長岡本信明

目標額:5千万円
募集期間:平成24年2月~平成26年3月(予定)

募金方法のご案内

雲鷹丸の概要(建造当時の要目)

船種、船質 二層重甲板・三檣バーク型帆船、鋼製
長さ(水線長) 135'-00"(41.2M)
巾(型) 28'-06"(8.7M)
深さ(型) 16'-00"(5.0M)
吃水(平均) 12'-00"(3.7M)
総トン数 444.22トン
純トン数 277.91トン
最大速力 12.5ノット
汽走時巡航速力 8.5ノット
冷蔵庫容積 600立方メートル
鯨油採取用鉄製二重釜及冷却槽 1式
鯨油タンク 22トン
汽機 三聯成(さんれいせい)、出力303馬力
汽缶 スコッチ型2基
石炭搭載量 100トン
冷凍機(アンモニア式) 1基
帆走時点灯用発電機 1基
蒸気揚錨機 1基
搭載捕鯨艇 (28'-00"×6'-02"×3'-04")6隻
後日32メートル巾着網用漁艇2隻と入れ替え
収容人員(ベッド数) 士官ベッド 15、属員ベッド 26、学生ベッド 40
起工年月日 明治41年(1908)5月
進水年月日 明治42年(1909)2月21日
竣工年月日 明治42年(1909)5月12日
造船所 大阪鉄工所桜島造船所

雲鷹丸の経歴

明治42年(1909)5月12日 大阪鉄工所桜島造船所にて竣工
昭和4年(1929)8月 廃船、越中島にて係留される
昭和37年(1962) 東京水産大学(品川キャンパス)に移設、陸上展示保存される
昭和45年(1970)3月 復元工事完了
平成10年(1998)12月11日 国の登録有形文化財指定を受ける

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