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吉澤枝里(博士後期課程3年)氏が、The Aota Masaaki Award 2016, Physical Oceanography Section(青田昌秋賞・海洋物理学部門)を受賞

Last Update : 2016-03-04 18:09

受賞概要

2016年2月21~24日に紋別市にて開催された"The 31st International Symposium on Okhotsk Sea & Sea Ice"において、吉澤枝里 (博士後期課程3年)氏が、The Aota Masaaki Award 2016, Physical Oceanography Section(青田昌秋賞・海洋物理学部門)を受賞しました。青田昌秋賞は、長年、同シンポジウムの企画・運営を盛り立ててきた海氷研究の第一人者で、2012年10月に逝去された故北海道大学名誉教授・青田昌秋氏の功績を称えて創設され、「オホーツク海および氷海に関連する研究」の発展に寄与する優秀な講演を行った40歳以下の若手研究者に授与されるものです。

受賞発表のタイトル

Estimation of mechanical increases in Arctic sea ice thickness due to sea ice rafting using satellite-derived sea ice velocities
発表者:Yoshizawa, E., K. Shimada

受賞者

吉澤枝里(東京海洋大学大学院海洋科学技術研究科 応用環境システム学専攻 博士後期課程3年)

受賞対象となった研究の内容

北極海では海氷減少とともに、北極海航路の利用が本格化しています。しかし、北極海航路上には、チョークポイントと呼ばれる局所的に厚い海氷が残存する特定の海域があり、航行可否判断と安全な運航のためには、局所的な海氷残存メカニズムとその予測が重要視されてきました。本研究では、局所的な海氷残存は、沿岸付近での海氷運動の収束により海氷が積み重なるためであることを明らかにしたものです。さらに、人工衛星観測より求めた本学独自の高精度な海氷速度データを利用し、海氷運動の収束と夏の海氷分布に有意な関係を示しました。本研究は、精緻な海氷分布予測のための海洋・海氷分野の重要な基礎研究として位置づけられるとともに、工学、海運分野との学際連携研究に貢献するものになっています。

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