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川戸智氏(海洋生物資源学科4年・ゲノム科学研究室)が第18回マリンバイオテクノロジー学会大会で優秀ポスター賞を受賞

Last Update : 2016-08-03 09:29

受賞概要

平成28年5月28-29日に北海道大学水産学部で開催された第18回マリンバイオテクノロジー学会大会において優秀ポスター賞を受賞しました。

受賞研究のタイトル

十脚甲殻類におけるWSSV類似配列の探索

受賞者

川戸智(海洋生物資源学科4年

共同研究者

  •  野崎玲子
  •  近藤秀裕
  •  廣野育生

受賞対象となった研究の内容

 クルマエ病原ウイルスであるWSSVゲノムに存在する複数の遺伝子と類似の遺伝子(WSSV類似遺伝子)が、宿主であるクルマエビ類に存在することから、WSSV類似遺伝子とWSSV感染との関係について興味が持たれている。本研究ではWSSV類似遺伝子がクルマエビ類を含む十脚甲殻類にどの程度存在するのかを明らかにすることを目的としてクルマエビMarsupenaeus japonicus、バナメイエビLitopenaeus vannamei、ウシエビPenaeus monodon、フトミゾエビMelicertus latisulcactus、サクラエビLucensosergia lucens、イソスジエビPalaemon pacificusおよびヤマトヌマエビCaridina multidentataの計7種について、次世代シーケンサーを用いてドラフトゲノム配列を解析した。クルマエビ科4種からWSSV類似配列が見出されたことに加え、クルマエビおよびバナメイエビで見出されたDNAポリメラーゼ様配列がWSSVと相同性を示したことから、根鰓亜目においてクルマエビ科とサクラエビ科が分岐した後、クルマエビ科に至る系統において、ゲノム中へのWSSVないし類似ウイルスの遺伝子の組み込みが生じたことが示唆された。ヌマエビ科におけるWSSV類似配列の存在については、今後更なる検討が必要と考えられた。

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