東京海洋大学

MENU

News&TopicsNews&Topics

小宮山(旧姓:天野)陽子氏(応用環境システム学専攻博士後期課程3年)が第63回日本科学史学会年会で第10回日本科学史学会論文賞を受賞

Last Update : 2016-08-03 16:39

受賞概要

2016年5月28日に東京大学で開催された第63回日本科学史学会年会・総会懇親会会場にて、第10回日本科学史学会論文賞を受賞した。

受賞研究のタイトル

「内部環境概念からホメオスタシス概念への展開:ベルナール、ホールデン、ヘンダーソン、そしてキャノン」

受賞者

小宮山(旧姓:天野)陽子(応用環境システム学専攻 博士後期課程3年)

受賞対象となった研究の内容

本論文では、生物体内の液体部分を「内部環境」と呼び、その恒常性を生物の生存条件と主張した19世紀の生理学者C.ベルナールと、ベルナールの主張を継承して発展させた20世紀の生理学者J.S.ホールデン、L.J.ヘンダーソン、そして、ホメオスタシス概念を提唱したW.B.キャノンの論考を比較検討し、内部環境概念の歴史的展開の一断面として提示した。内部環境の恒常性の解明は、生物体内の器官や機能に現れる協調作用を明らかにし、生物をそうした作用によって成り立つ総体と捉える生命観の広がりに繋がっている。本論文の検討は、このような生命観の展開にも関わるものであり、現代の生命観との関係を視野に入れてさらに発展させる展望を有している。 

一覧に戻る

PAGE TOP