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渡部大輔准教授(流通情報工学部門)が日本都市計画学会2017年年間優秀論文賞を受賞
Last Update : 2018-07-24 10:33
6月1日の日本都市計画学会第7回定時総会(於:東京大学農学部)において、渡部大輔准教授(流通情報工学部門)が日本都市計画学会2017年年間優秀論文賞を受賞しました。
受賞概要
日本都市計画学会の年間優秀論文賞とは、都市計画に関し、顕著な貢献をしたと認められる研究および業績を成した方々・作品に対して、当該年に公表された発表会論文及び一般研究論文に限定して、優れた内容の論文を表彰するものである。
受賞研究のタイトル
東京オリンピック・メインスタジアムへの観戦客に対する新宿御苑を活用した動線計画 -時間拡大ネットワークを用いた徒歩流動モデルによる評価
受賞者(共著者)
渡部大輔(東京海洋大学 学術研究院 流通情報工学部門 准教授)
鳥海重喜(中央大学 理工学部情報工学科 准教授)
田口 東(中央大学理工学部情報工学科 教授)
受賞発表の内容
本論文は、東京オリンピックのメイン会場へのアクセスの混雑解消のために、新宿駅周辺から会場までの歩行者ルートに新宿御苑を活用する提案をしたうえで、その効果を時間拡大ネットワークによって評価したものである。時間拡大ネットワークを用いて、新宿御苑の活用計画の効果を具体的に検証した点が優れているオリンピック時の混雑解消に対して、数理的な根拠を伴って具体的に提案がなされた点は大いに評価でき、十分に実用性の高い結果が得られると期待される。
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時間拡大ネットワークの概要 |