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小林未宇氏(博士前期課程 海洋資源環境学専攻2年)が日本珪藻学会最優秀発表賞を受賞
Last Update : 2018-11-15 14:04
10月27-28日に開催された日本珪藻学会第38回研究集会(於:大阪府大阪狭山市・近畿大学医学部)において小林未宇氏が最優秀発表賞を受賞しました。
受賞者
小林未宇氏(東京海洋大学 大学院海洋科学技術研究科 博士前期課程 海洋資源環境学専攻2年 藻類学研究室所属)
受賞概要
最優秀発表賞とは、会員の学会参加と発表に対する意欲向上を目的として大会または研究集会において優秀な発表をした39歳以下の会員を対象に表彰するものである。
受賞研究のタイトル
小笠原産アオウミガメ背甲付着珪藻の由来の検討
受賞研究の内容
ウミガメ類の背甲には珪藻という微細な藻類が付着し、特有の種類も報告されている。背甲上の珪藻相はウミガメの回遊海域の特徴を反映している可能性があり、回遊経路などの生活史解明への有用性が期待されている。
今回の発表では、小笠原諸島海域に来遊するアオウミガメ背甲上の付着珪藻の観察結果及びその由来とアオウミガメの行動や生息域の環境との関連についての考察を報告した。
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