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高橋 迪子氏(博士後期課程 応用生命科学専攻3年)が日本食品衛生学会第114回学術講演会において優秀発表賞を受賞
Last Update : 2018-11-30 09:32
11月15日-16日に開催された日本食品衛生学会第114回学術講演会(於:広島市 ・広島国際会議場)において、高橋 迪子氏が優秀発表賞を受賞しました。
受賞者
高橋 迪子(東京海洋大学 大学院海洋科学技術研究科 博士後期課程 応用生命科学専攻3年 食品微生物学研究室所属)
受賞概要
日本食品衛生学会第114回学術講演会 優秀発表賞
受賞研究のタイトル
加熱変性リゾチームのノロウイルス不活化機構に関する基礎的研究
受賞発表の内容
ノロウイルスは急性胃腸炎の原因ウイルスであり、激しい下痢や嘔吐を引き起こす。本ウイルスはごく僅かな量で感染するほか、エタノールでは不活化しない。
これまでの研究で、卵白に含まれるリゾチームを加熱変性することでノロウイルスに対して不活化効果を示すことが発見されたが、その詳細な不活化機構については判然としていない。本研究では、加熱変性リゾチームによるノロウイルス不活化機構を明らかにすることを目的とし、解析結果について発表した。