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「雲鷹丸」と「明治丸」が第3回ふね遺産に認定されました

Last Update : 2019-07-31 08:51

 日本船舶海洋工学会が2017年度から実施している「ふね遺産」に、本学の「雲鷹丸」及び「明治丸」が認定され、認定式が7月19日(金)に明治記念館(東京)にて執り行われました。

※「ふね遺産」とは
 日本船舶海洋工学会が創立120周年を迎えるにあたり、永く日本の産業や文化を支え、歴史的技術的に価値のある船舟類とそれに関連する設備や技術文書などを、ふね遺産として認定し広く国民に周知することとしたものです。
以下認定理由(第3回ふね遺産認定のお知らせのHPより)

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ふね遺産認定書と認定プレート

雲鷹丸 
ふね遺産第18号(現存船第7号):漁業発展に貢献した現存する最古の国産鋼船

所有者  東京海洋大学  
保管場所 東京海洋大学 品川キャンパス

 現存する最古の国産鋼船で、水産講習所の練習船として活躍しました。大型蟹工船の先駆けでもあり、漁具の改良や人材育成など漁業の発展に貢献しました。
 明治42(1909)年5月に大阪鉄工所(現 日立造船)桜島工場で2代目の練習船として建造されました。鋼製補助機関付帆装練習船で、総トン数444トン、船長41.2m、幅8.5m、速力12.5ノット、最大搭載人数は81名です。
 世界で初めて船上でのカニ缶詰製造に成功し、大型蟹工船の先駆けとなった船でもあり、3本マストのバーク型米国式捕鯨船では現存する最古の船でもあります。昭和4(1929)年に引退するまでの約20年間で36回の航海を行い、約600人の実習生が乗船しました。昭和37年に現在地に移設され、平成10年に有形文化財に登録されました。

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登録有形文化財「雲鷹丸」

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リンサイエンスミュージアム鈴木館長(左)と日本船舶海洋工学会三島会長(右)

明治丸 
ふね遺産第19号(現存船第8号):鉄船時代の英国造船技術を今に伝える我が国に現存する唯一の帆船

所有者  東京海洋大学
保管場所 東京海洋大学 越中島キャンパス

 鉄船時代の英国造船技術を今に伝える我が国に現存する唯一の帆船です。
 明治7(1874)年 英国グラスゴーのネピア造船所で建造された補助帆付き双螺旋推進の鉄製汽船で、総トン数1027.57トン、船長68.6m、幅9.1m、深さ6.9m、速力11.5ノットです。
 明治8年に日本へ回航され、明治天皇の御召船や燈台巡廻船として使用された後、明治29(1896)年、商船学校(現・東京海洋大学)に譲渡され係留練習船となり、以後昭和20(1945)年までの間に約5000人の船員を育てました。 
 船内の明治天皇御座所周辺の豪華な装飾もほぼ当時のまま保存されています。昭和53(1978)年に国の重要文化財の指定を受けました。

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重要文化財「明治丸」

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明治丸海事ミュージアム國枝館長(左)日本船舶海洋工学会三島会長(右)

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