東京都墨田区花園保育園にて「地産地消プロジェクト 食育講座 おさかな大好き！」イベントを開催しました。

2020年2月24日

2020年2月20日（木）　本学産学地域連携推進機構　勝川俊雄先生×ベテラン漁師千葉さんによる「おさかな教室」が開催され、子どもたちが、漁業および魚食についての理解を深めました。

この取り組みは、気仙沼信用金庫、東京東信用金庫との連携による「地産地消プロジェクト」として、墨田区の保育園児を対象に、平成29年（2017）から行われています。今回は三陸サテライトと保育園をスカイプを使用して繋ぎ、気仙沼のベテラン漁労長、千葉さんが子どもたちにメカジキの獲り方（延縄漁）や、漁師さんの日々の生活などの説明をしました。

子どもたちは、画面の中の千葉さんが話し出す様子を見て、驚きながらも食い入るようにみていました。

その後、本物の漁具や魚に触れてもらった後、給食で気仙沼の新鮮なメカジキを使ったコロッケを食べました。

食育のコンテンツは大学が主に準備をし、信金は原材料の調達、当日の運営は墨田区が担当しました。

「おさかな教室」のような出前授業・体験学習は、児童へ強い印象を与える体験であり、加えて保護者の皆様にも影響を与えることが期待できます。

今後も三陸サテライトでは、魚食普及につながる「おさかな教室」出前授業・体験学習が各地で行われるよう企画して参りたいと思います。

　おさかな教室の風景