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気仙沼市・東京海洋大学連携事業「"海と生きる"連続水産セミナー第2回」を開催しました

2021年1月18日

2021年1月14日(木)今シーズンで2回目となります「"海と生きる"連続水産セミナー」を開催致しました。今シーズンから新型コロナウイルス感染症対策として、会場で大型スクリーンを見て受講できる他「オンラインでの受講」も可能となり、合わせて50名の参加がありました。

講師は、本学の和泉 充(東京海洋大学 海洋資源エネルギー学部門 教授)が、「水中ロボットを使った水産業とその未来:持続可能な地域産業と豊かな海へ」をテーマに水産業におけるAI化の将来について講演しました。

現在、環境の変動により沿岸から藻場が消失している「磯焼け」が深刻な問題となっています。この原因となってるのが、ウニの異常発生で、これを解決するために東京海洋大学、東北大学、宮城大学の3大学が、宮城県や民間企業と連携して取り組んでいる水中ロボットを活用したウニの効率的な駆除技術の導入について説明していただきました。講演では、宮城県漁連志津川支所青年部、戸倉青年研究所と共同で、志津川湾において水中ロボットを使ってウニを採取した様子などが紹介されました。

また、駆除する際に採集したウニの有効利用についても報告があり、のりの残渣を利用した養殖用飼料による陸上でのウニの肥育方法やウニの殻剥きから剥き身選別への機械化技術の開発についてご説明頂きました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

なお、「"海と生きる"連続水産セミナー第3回目」は、松井 隆宏 氏(東京海洋大学 海洋政策文化学部門 准教授)を予定しております。

ご詳細は改めて、三陸サテライトホームページ内にてご案内申し上げます。

和泉先生.jpg
オンラインセミナーの様子

スクショ2.pngセミナー会場の様子

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