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東京都墨田区立押上小学校にて「地産都消プロジェクト 食育講座 おさかな大好き!」オンライン出前授業を開催しました。

2021年10月 1日

2021年9月28日(火)東京都墨田区立押上小学校の5年生を対象に、気仙沼の近海マグロ延縄漁業に関する出前授業を開催しました。

勝川俊雄准教授(海洋大)が押上小学校を訪問し、子供たちに、気仙沼の水産業に関する全体的な話をした後、延縄漁とはどういうものなのかを漁具の模型をつかって説明しました。次に、オンラインで教室と三陸サテライトをつないで、元漁労長の小山さんから、漁師さんの一日の仕事内容や漁師さんの生活について詳しくお話ししていただきました。航海は一ヶ月ほど係り、遠い漁場までは一週間もかかることがあること、また、作業は、投縄(枝縄に餌をかけて投げ入れる)には5時間かかり、揚げ縄(魚を引き上げる)には12時間もかかることをしり、子どもたちは大変興味深く話を聞いていました。

授業では、児童たちに気仙沼から送った本物の漁具(延縄の幹縄や枝縄、ブイと呼ばれる浮き球)やメカジキの吻(角)を実際に触ってもらいました。水産業に携わる人々の努力や魚を守るための工夫を知り、これから水産業が持続可能になっていくために大切なことは何かをみんなで考えました。

この取り組みは、地元気仙沼信用金庫、東京東信用金庫との連携による「地産地消プロジェクト」の一環として、平成29年(2017)から行われています。三陸サテライトでは、産地と消費地を結び、子供たちが魚を知り、あわせて魚に興味・関心をもってもらう食育活動を今後も実施していきます。

ご協力をいただきました墨田区立押上小学校の皆様にこの場をお借りしまして感謝申し上げます。

9月28日⑦.jpgオンライン出前授業(押上小学校)の授業風景

9月28日⑩.JPG
当日の給食(気仙沼産モウカサメのフライ)

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