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講義・ワークショップ等の報告

第3回「高度専門キャリア形成論Ⅰ・Ⅱ」の講義報告です(令和元年度)

2019.06.24

令和元年6月20日(木)、品川キャンパス 白鷹館多目的ホール、      第3回高度専門キャリア形成論が開催されました。


『企業が求めるコミュニケーションと自己分析』
 塩谷 和美 特任教授

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* 就活即報!今年の大手企業内定者の特徴と共通点とは

 ①伸びしろを感じさせる②目に輝きがある③ポジティブな応答と要約ができる④修正力がある⑤自己管理ができる、というコミュニケーションに関する表現力のある学生が、早々と有名企業の内定を勝ち取っている。『仕事は一人ではできない、チームで協働してやるもの』日常で信頼関係をしっかり作ることができるコミュニケーション能力が最も重視されていることがわかる。

* 人は「理屈ではなく感情で動く」ことを知る!

コミュニケーションは「聴く」から始まる。耳は2つ、口は1つの割合いが良い。①相手の立場に立つ相手の感情に共感できることが重要だ。コミュニケーションの目的はただ単に伝えることではなく、こちらの伝えたいことがしっかり理解してもらえて、相手の行動が変わることなのだ。相手の共感を得るための『傾聴の手法』を最大限に使って、相手の立場になって受け入れることに努めよう。

* 企業はIQより以上にEQを重視している

企業での新入社員を採用する基準は明確だ。最終選考は「この人といつも一緒に仕事したい」と思ってもらえるかどうか。そのうえで「入社後に期待以上の働きをしてくれそうだ!」という可能性を見出してくれるかどうか。第一印象が大切で、明るい性格や動じない落ち着きある態度を見ている。

* いつもポジティブに考えて、上機嫌を意識しよう

自分は「いつも運がいい!」と、思っている人ほど幸運をつかむ。逆に「運が悪い」と思っている人はチャンスを逃すことが多いとされる。笑顔を心掛けて、ポジティブな言葉を意識して毎日を送ろう!

グループワークでは1分間で自分の考え方を話し合い、また対人関係のエゴグラム分析を行い自分が気づいていない世界を改めて知り、今後のコミュニケーション強化の一助にしていただきました。

                                           以上

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