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東京海洋大学水圏科学フィールド教育研究センターは、飼育実験施設と調査船等を備えたフィールド研究施設です。

研究所:東京海洋大学

富浦ステーション(千葉県・No.55)SERVICE&PRODUCTS


概要

夏期には1年次の実習を行い、カッターを利用した湾内の走行訓練、着衣泳等の海技習得を通して、海洋大生として通用する海や船に関する技術や実習を学ぶ上で重要な施設です。


所在地・マップ

住所

〒299-2404
千葉県南房総市富浦町多田良851-1
TEL: (0470)33-2094
FAX:(0470)33-4650

■JR内房線「富浦駅」より徒歩約15分

地図


教職員

富浦ステーション(東京海洋大学・学職兼任)

主   任   岡崎 忠胤

副 主 任   松本 有記雄

技術職員   石川 尚仙


施設・設備概要

施設・設備

総敷地面積 6,572 m2
建物(鉄筋コンクリート) 2,470 m2
宿舎・会議室・実験室等
セミナー室20名程度:1、体育室:1
小会議室(10名程度):1
洋室:5(シングルルーム:2,ツインルーム:3)
教職員室(和室):3、学生室(8人部屋):16
食堂:1
全天候型テニスコート:1

教育研究活動

 教育面では、商船システム工学課程、交通電子機械工学課程1年次の新入生オリエンテーション、商船システム工学課程の3年次オリエンテーション、商船システム工学課程航海学コースの帆走実習、水泳実習が行われる。セミナー・研修・実験等による利用は6回、延べ190人日であった。また学外者の利用は31回、延べ430人日であった。この他、多くのクラブ活動の合宿に利用されている。


施設周辺案内

 本ステーションは、館山湾の北端部を構成する大房岬の北に広がる富浦湾、多田良北浜に面している。大房岬は南房総国定公園の中心部に位置し、雄大な海蝕景観を有する良好な自然が残されている。気候は温暖で照葉樹林(暖温帯林)帯にあたり、ツバキやサカキなどの常緑広葉樹に覆われ、ツグミ、ウグイス、ルリビタキ、コゲラ、アオジなど多くの野鳥が見られる。第二次大戦中は岬一帯が首都防衛のために要塞化され、近年まで一般の人の立ち入りが出来なかったため、今日でもあちこちに戦争遺跡が残されている。また、大房岬一帯は1万年以上前の旧石器時代の人々の生活の痕跡が見られ、縄文時代から古墳時代までの多くの遺跡が記録されている。ステーション前に広がる多田良北浜は遠浅で波静かで、夏には大勢の海水浴客で賑わい、キャンプ場としても有名である。


業績報告

◆利用者数

利用者数は1日1人あたりの「延べ人数」で計算しています。

<富浦ステーション>
■令和元年度・2年度
総利用者数・・・・1652人
うち学内利用者・・1557人
うち学外利用者・・95人
うち外国人利用者・0人


◆授業での利活用等

令和元年、令和2年の実績を記載します。

●学内
海事システム工学科・海洋電子機械工学科新入生宿泊オリエンテーション
海洋電子機械工学科3年生オリエンテーション
海洋工学部海洋実習 海洋資源環境学部フレッシュマンセミナー
●課外活動
木曜会(学外者)
海に学ぶ体験活動協議会指導者講習 ヨット部 OB によるヨット教室
●社会貢献
多田良海岸使用実習海岸清掃
多田良地区による多田良海岸年 3 回清掃参加

写真


・富浦ステーション屋上から撮影した富浦湾の様子



・船からの落水を想定した着衣泳の訓練



・フレッシュマンセミナーでカッターを漕ぐ1年生



・セミナー室での講義の様子



バナースペース