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明治丸海事ミュージアム事業

明治丸海事ミュージアム事業

重要文化財「明治丸」保存をはじめ海事ミュージアム事業の支援をします。

国の重要文化財「明治丸」

明治7年(1874年)に英国で建造された汽帆船で日本に現存する唯一の鉄船(現在の船はすべて鋼船)です。 明治8年(1875年)、小笠原諸島の領有権問題が生じた際に、日本政府の調査団を乗せ、英国船より早く小笠 原に到達し、わが国の領有確定に活躍しました。また、明治9年(1876年)、明治天皇が東北・北海道巡幸の際、青森から乗船され函館を経由して7月20日に横浜に安着されました。この日を記念して国民の祝日 「海の日」(現在は7月第3月曜日)が制定されました。明治29年(1896年)に本学の前身である東京高等商船学校に譲渡され、50余年にわたり係留練習船として活用され、約5000人の船員を育てました。昭和53年(1978年)、鉄船時代の造船 技術を今に伝える貴重な遺産として、国の重要文化財に指定され、その優美な姿が永久に保存され ることとなりました。
[国の重要文化財(指定:昭和53年5月31日、指定番号:建第2062号)]

基金の趣旨

明治丸海事ミュージアム事業は、明治丸を中心とした海事文化の拠点形成を図るもので、次世代の海事産業を担う⻘少年への海事意識啓発や海事文化交流等の活動を支援する事業です。事業に必要な経費については、平成20年(2008年)から平成27年(2015年)に募金活動を行い、皆様からの寄附により集めた資金により賄ってまいりました。現在も明治丸の定期的なメンテナンス費用、海事文化の拠点形成のために百周年記念資料館の整備費用等が必要となっています。
明治丸海事ミュージアム事業は明治丸の修復および百周年記念資料館整備後、海事研究者、海事に興味を持つ若者そして地域の人々にも親しまれ、 繰り返し訪れてもらえるよう、次のような事業活動等を予定しています。

基金の使途

➤ 次世代の海事産業を担う青少年への海事意識啓発活動
➤ 先端の海事技術講座などのセミナーの開催
➤ 明治丸や百周年記念資料館での企画展等の開催
➤ 明治丸の保守管理
➤ 海事技術資料の編纂
➤ 地域との交流活動支援
皆様方からのご協力のもと事業を推進してまいります。

活動内容・報告

「明治丸」「百周年記念資料館」「明治丸記念館」観覧のご案内

※ 明治丸海事ミュージアムは、新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、明治丸については引き続き一般公開を中止といたします。コロナウィルスの感染リスクが減少した段階で公開の検討をいたします。
皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

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重要文化財「明治丸」

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「明治丸」内観

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明治丸記念館

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百周年記念資料館

平成27年3月に終了しました明治丸海事ミュージアム事業募金の報告

本学では、平成20年度に明治丸海事ミュージアム構想を立ち上げ、この構想の具体化に必要な資金を確保するため、平成21年(2009年)3月、宮原耕治 日本郵船(株)取締役社長(当時)を委員長とする明治丸募金委員会を組織し募金活動を行ってまいりましたが、平成27年(2015年)1月31日で募金期間が終了いたしました。多大なる皆様のご支援を経て募金総額は平成27年(2015年)3月22日現在で365,650,476円となりましたこと報告させていただきます。ご協力ありがとうございました。明治丸修復工事は順調に進み、修復工事は完了いたしました。なお、内装は修復工事の対象となっていなかったため、募金を活用させていただきました。
その後、明治丸募金委員会は解散しましたが、募金された皆様の意向に沿うよう、明治丸海事ミュージアム事業として単独で寄附金を管理し使用してゆくため、新たに東京海洋大学明治丸海事ミュージアム事業支援委員会を東京海洋大学基金の下に立ち上げ、主要な募金者に外部委員(大学の委員と同数)となっていただき委員会を運営することにより、募金の使用(活用)の透明性を確保しております。最後に、東京海洋大学の明治丸海事ミュージアム事業、教育・研究活動にさらなるご理解とご支援を賜りますよう、また今後は東京海洋大学基金寄附において、明治丸海事ミュージアム事業限定の寄附を受け付けますので、今後ともご支援くださいますよう宜しくお願いいたします。

修復前

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修復後 平成27(2016)年

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