教育目標開く
海洋工学部においては、海、船、物流等の問題に関心を持ち、これらに係る諸課題の理解と解決に必要な高度な技術を身に付け、国際的にも活躍できる人材としての専門職業人を養成するとともに、これらの諸課題に関わる基礎から応用に至るまでの研究を行うことにより、人類・社会の発展に貢献することを教育研究上の目的とする。
(出典:「東京海洋大学の学部及び学科における教育研究上の目的に関する規則」)
船舶の運航・機械・流通など、海上輸送に関わる実践的な工学の知識・技術を身につけ、問題解決のできるエンジニアを養成します。
海に囲まれた日本は、海上輸送によって必要な資源や食料の大部分を輸入し、工業製品を輸出して経済を発展させてきました。
本学部は「海から未来へ」を合言葉に、この貿易立国、技術立国の繁栄を支え、広く世界へ、未来へと羽ばたく逞しい若人を育てています。目指すは、実践的な工学の知識と技術を身につけ問題を発見し、課題を探求し、問題解決のできる指導的エンジニアです。
このため、「海事システム工学科」「海洋電子機械工学科」「流通情報工学科」の3 つの学科をおき、それぞれ特色のある教育・研究を行います。
※1 本学は第一種養成施設として国の登録を受けており、海事システム工学科を卒業後、 乗船実習科(p.43)を修了すれば、筆記試験が免除されます。
※2 本学は第一種養成施設として国の登録を受けており、機関システム工学コースを卒業後、乗船実習科(p.43)を修了すれば、筆記試験が免除されます。
※3 海事システム工学科、海洋電子機械工学科機関システム工学コースのいずれかを卒業し、乗船実習科(p.43)を修了後、講習受講により取得できます。
※4 三級海技士に合格することで、電子海図情報表示装置(ECDIS) 搭載船舶に乗船できる資格を取得できます。
海洋工学部においては、海、船、物流等の問題に関心を持ち、これらに係る諸課題の理解と解決に必要な高度な技術を身に付け、国際的にも活躍できる人材としての専門職業人を養成するとともに、これらの諸課題に関わる基礎から応用に至るまでの研究を行うことにより、人類・社会の発展に貢献することを教育研究上の目的とする。
(出典:「東京海洋大学の学部及び学科における教育研究上の目的に関する規則」)
海洋⼯学部においては、海上輸送に関連する海、船、物流等の問題に関⼼を持ち、専⾨的知識を含む幅広い教養と豊かな⼈間性とともに、課題の理解と解決に必要な⾼度な技術、国際的にも活躍できる能⼒を⾝に付けた者に学⼠(⼯学)の学位を授与する。
【学習成果の到達⽬標】
(1)幅広い視野・⽂化的素養
(学修成果)国際交流の基盤となる幅広い視野・能⼒と⽂化的素養を⾝に付けている。
(到達指標)国際交流の基盤となる幅広い視野・能⼒と⽂化的素養に関する幅広い総合科⽬、専⾨導⼊科⽬を修得していること。
(2)コミュニケーション能⼒
(学修成果)技術者として必要となる幅広い教養と国際的視野に裏打されたコミュニケーション能⼒を⾝に付けている。
(到達指標)必要な情報を収集し発信することのできる多様なコミュニケーション能⼒を修得していること。実験、実習、演習のレポート作成、卒業論⽂の作成、卒業論⽂発表において⼗分な評価を得ること。
(3)専⾨的知識・問題解決能⼒
(学修成果)海、船、物流等に関する専⾨的な知識を持ち、それらを活⽤して問題解決する能⼒を⾝に付けている。
(到達指標)基礎から応⽤まで、専⾨導⼊科⽬、専⾨科⽬を体系的に履修し、幅広い専⾨知識を⼗分に修得していること。問題発⾒・解決⼒や創造⼒を育成できる、実験、実習、演習、卒業研究の科⽬を修得していること。
(4)実践的指導⼒・リーダーシップ
(学修成果)社会のリーダーとして求められる実践的指導⼒、リーダーシップを⾝に付けている。
(到達指標)集団の中で指導⼒、統率⼒を発揮できる能⼒、リーダーシップを育成できる、実験、実習、演習、卒業研究の科⽬を修得していること。実験、実習、演習のレポート作成、卒業論⽂の作成、卒業論⽂発表において⼗分な評価を得ること。
(5)⾃ら判断・⾏動できる能⼒
(学修成果)課題に対して進んで取り組み、論理的に考え、的確な判断及び⾏動ができる能⼒を⾝に付けている。
(到達指標)⾃ら判断し⾏動できる能⼒を育成できる、実験、実習、演習、卒業研究の科⽬を修得していること。
海洋⼯学部では、海事システム⼯学科、海洋電⼦機械⼯学科、流通情報⼯学科を設置し、卒業認定・学位授与⽅針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる5つの能⼒を学修するため、⽂化学系、哲学・科学論系、社会科学系、外国語系及び健康・スポーツ系からなる総合科⽬、数学系、物理系、化学系、情報系及び多様な外国語系からなる専⾨導⼊科⽬、専⾨科⽬の学修を体系的に編成する。
海事システム⼯学科及び海洋電⼦機械⼯学科では、それぞれ三級海技⼠(航海)、三級海技⼠(機関)の資格取得を可能にするためのカリキュラムもあわせて編成する。
(1)幅広い視野・⽂化的素養
(学修内容)国際交流の基盤となる幅広い視野・能⼒と⽂化的素養を⾝に付けさせる。
(学修⽅法)1年次、2年次を中⼼に、幅広い総合科⽬、専⾨導⼊科⽬を学修させる。また、⼤学教育にスムーズに⼊れるよう、初年次導⼊教育を学修させる。
(学修成果の評価⽅法)科⽬の特性に応じて、試験、レポート及び成果物等により、幅広い知識・⽂化的素養の修得度を客観的に評価する。
(2)コミュニケーション能⼒
(学修内容)技術者として必要となる幅広い教養と国際的視野に裏打されたコミュニケーション能⼒を⾝に付けさせる。
(学修⽅法)多様な外国語科⽬、実験、実習、演習のレポート作成、卒業論⽂の作成、卒業論⽂発表を通じて、必要な情報を収集し発信することのできる多様なコミュニケーション能⼒を学修させる。
(学修成果の評価⽅法)科⽬の特性に応じて、レポート、卒業論⽂発表会等により、コミュニケーション能⼒の修得度を客観的に評価する。
(3)専⾨的知識・問題解決能⼒
(学修内容)海、船、物流等に関する専⾨的な知識を持ち、それらを活⽤して問題解決する能⼒を⾝に付けさせる。
(学修⽅法)基礎から応⽤まで、専⾨導⼊科⽬、専⾨科⽬を体系的に履修し、幅広い専⾨知識を⼗分に学修させる。問題発⾒・解決⼒や創造⼒を育成できる、実験、実習、演習、卒業研究の科⽬を学修させる。
(学修成果の評価⽅法)科⽬の特性に応じて、試験、レポート及び成果物等により、専⾨的知識・問題解決能⼒の修得度を客観的に評価する。
(4)実践的指導⼒・リーダーシップ
(学修内容)社会のリーダーとして求められる実践的指導⼒、リーダーシップを⾝に付けさせる。
(学修⽅法)集団の中で指導⼒、統率⼒を発揮できる能⼒、リーダーシップを育成できる、実験、実習、演習、卒業研究の科⽬を学修させる。
(学修成果の評価⽅法)科⽬の特性に応じて、レポート、卒業論⽂発表会、卒業論⽂等により、実践的指導⼒・リーダーシップの修得度を客観的に評価する。
(5)⾃ら判断・⾏動できる能⼒
(学修内容)課題に対して進んで取り組み、論理的に考え、的確な判断及び⾏動ができる能⼒を⾝に付けさせる。
(学修⽅法)⾃ら判断し⾏動できる能⼒を育成できる、実験、実習、演習、卒業研究の科⽬を学修させる。
(学修成果の評価⽅法)科⽬の特性に応じて、レポート、卒業論⽂等により、⾃ら判断・⾏動できる能⼒の修得度を客観的に評価する。
海洋工学部では、海上輸送に関連する海、船舶、省エネルギー技術、物流、情報システム等のグローバルな諸課題に関心を持ち、ディプロマ・ポリシーで掲げている専門的知識を含む幅広い教養と豊かな人間性、課題の発見・理解力と解決力、国際的に活躍できる能力を卒業時までに修得することができる素養を有する人を求める。
大学での学修を通じて文化的素養を身に付けるために必要な基礎的能力を有していること。また、入学後に総合科目・基礎教育科目の修得を通じ、幅広い視野を身に付け課題に取り組む意欲を有していること。
実験、実習、演習、卒業研究等への取組を通じて、幅広い情報収集や分析を行い、発信できるコミュニケーション能力を身に付ける意欲を有していること。
基礎教育科目、専門科目の履修を通じて、幅広い専門的知識を修得し、それらを活用して課題を発見・理解し、解決することに強い関心があること。
実験、実習、演習、卒業研究等への取組を通じて、グローバル社会のリーダーとして求められる実践的指導力を身に付ける意欲を有していること。
自ら課題に対して、論理的に考え、判断し、行動する能力を身に付ける意欲を有していること。
大学入学共通テストでは、国語、地理・歴史、公民、数学、理科、外国語により幅広い分野の基礎的学力を評価する。また、本学で課す数学と外国語の試験により、数理的な素養や語学力を評価する。
大学入学共通テストでは、特に数学と外国語により、数理的素養と語学力を評価する。また、海事システム工学科と海洋電子機械工学科の志望者に対しては理科の試験を課し、理科に関する理解度を評価するとともに、全学科で外国語の試験を課し、語学力を評価する。
志望理由・自己推薦書、課題学習能力試験、模擬授業・課題論文試験または小論文試験、面接を課し、工学分野への学習意欲、数理的な素養と語学力、論理的思考力、コミュニケーション能力を評価する。
日本留学試験では日本語と数学・理科を評価対象とし、個別学力検査では数学と英語を課すことにより、日本語力、数理的な素養、国際的な活躍のための能力を評価する。さらに、面接を実施し、思考力とコミュニケーション能力を評価する。
東京海洋大学における教育研究上の目的(学部)(12.8 KB)