国立大学法人 東京海洋大学

海洋資源環境学部

Q&A

1.海洋資源環境学部の教育研究について

海洋環境科学科と海洋資源エネルギー学科の共通点や違いは何ですか。

両学科とも、海洋に関わる基礎科学と環境科学を学ぶ点は共通です。 その上で、海洋環境科学科は、海洋環境と海洋生物の調査や解析、保全や利用のための科学と技術へ発展させることを学びます。 海洋資源エネルギー学科は、環境保全を前提とした海洋・海底(エネルギー資源を含む)の探査と利用や開発方法について、基礎科学および海洋工学などの視点から総合的に学びます。 両学科の目的は異なりますが、相互に関連する領域のため、両学科共通の授業科目もあります。

どのような実習施設がありますか。

「海鷹丸」「神鷹丸」「汐路丸」等の練習船があります。また、水圏科学フィールド教育研究センターが「館山」「富浦」等にあります。本学部では、これらの練習船や施設を「フレッシュマンセミナー」や「海洋学実習」、「海洋資源エネルギー学実習」等の多くの実験実習科目や関連する研究において使用します。 詳しくは以下をご覧ください。

練習船
水圏科学フィールド教育研究センター

実社会で活躍できる基礎力やスキルが身につきますか。

講義やゼミでのプレゼンテーション指導、ディベート演習、実験・実習を通じたデータ解析方法の指導やレポート作成指導等を通じて、身につけることができます。また、実習を通じて、海洋観測、船上活動の安全確保など、様々な現場において直接役に立つ経験をすることができます。

卒業論文の作成(卒業研究)では、どのようなことを学ぶのですか。

個々に設定した研究課題について、既往の論文等から研究の手がかりを得た後、大学で得た基礎的および専門的知識を応用し、複数の教員の指導のもとに研究計画の作成・実施・論文の作成・口頭発表などを行います。教員一人で1〜2人の4年生を指導を指導することになりますので、各学生の研究テーマを探求・解決するために懇切丁寧な指導を受けることが可能です。 課題探求から成果発表に至る過程を通して、海洋における諸現象の観測・解析・予測や、海洋保全・修復にかかわる科学者や技術者として必要な能力的基盤を養うことを目標にします。


2.海洋資源環境学部の教育研究について

グローバル人材育成の取り組みについて教えてください。

充実した語学教育やグローバル関連科目を通じた実際的な英語力、コミュニケーション力の向上を図ります。 「グローバル人材育成プログラム」詳細については、こちら(東京海洋大学グローバル教育研究推進機構HP)をご覧ください。

海外留学の制度はありますか。

学生交流協定校への交換留学(短期派遣)の制度があります。アジア圏を中心に40校以上の協定校があり、奨学金制度もあります。 詳細はこちらをご覧ください。

進級要件にTOEICのスコアが必要ですか。

4年生への進級要件として、入学後のTOEIC スコア600点以上の取得が必要です。 本学では、平成26年度から、TOEIC学習、海外派遣、大学院授業の完全英語化など、本格的なカリキュラムが導入され、グローバル化に対応した充実した教育プログラムを受講できるようになりました。これらについては、新学部である海洋資源環境学部でも実施されます。 TOEICスコア600点が学部4年生への進級要件となっていますが、TOEIC学習専門の英語教員の配置、スコア別TOEICクラスの新設、学内e-ラーニングシステムの導入、TOEIC自習室の設置、英語学習アドバイザー制度の導入など、強力な学習支援体制により大学として全面的にTOEIC学習をバックアップしています。 詳しくはこちら

TOEICのスコアアップを図るためのサポート施設はありますか。

個人のレベルに合った英語の学習ができるグローバルコモン等があります。 グローバルコモンについてはこちら

海外でのインターンシップに参加する機会はありますか。

次のようなインターンシップに参加する機会があります。 海外派遣キャリア演習(通称:海外探検隊)では、台湾、香港、シンガポール、ノルウェー等のアジア、欧州のトップ大学や現地日系企業等において、実務や研究のインターンシップ等を行います。(派遣先・実施期間・内容等は、適宜変更される場合があります)。 海外探検隊については、こちら
「グローバル人材育成プログラム」については、こちら
また、海洋資源環境学部各学科で3、4年次に開講する「海洋資源環境キャリア実習」では、国内又は海外における調査・研究フィールド、研究開発施設、産業関連施設の開発などの現場において、研修や実務体験を通して、学生が将来の職業人としてキャリアを拓く展望をもつことを達成目標として実施します。


3.キャンパス、進路、資格等について

入学から卒業まで学ぶキャンパスについて教えてください。

海洋資源環境学部の学生は4年間品川キャンパスで学びます。品川キャンパスはJR各線、東海道新幹線及び京浜急行線「品川駅」より徒歩10分の都心にあります。

学生の男女の人数の比率はどうなっていますか。

例年、男女比はおよそ約2:1です。最新のデータは、本サイトの東京海洋大学について>統計データ>学生数(入学定員・現員)>大学全体の総計・学部をご覧ください。

どのような資格を取得できますか。

以下の資格を取得することができます。 ●中学校教諭一種免許状(理科)・高等学校教諭一種免許状(理科・水産)  ●学芸員 ●三級海技士(航海) ※本学は第一種養成施設として国の指定を受けており、海洋科学専攻科(旧:水産専攻科)を修了すれば、筆記試験が免除されます。

大学院への進学状況・就職状況を教えてください。

最新のデータは、本サイトの東京海洋大学について>統計データ>進路状況をご覧ください。

学部卒業後の主な就職先について教えてください。

想定される就職先は以下のとおりです。

【海洋環境科学科】
海洋環境調査、海洋観測、環境影響評価、環境コンサルタント、生物調査および化学分析、情報処理、計測機器、水族館・博物館などに関連する企業、試験研究機関および行政機関、中学・高校教員など

【海洋資源エネルギー学科】
海洋土木・建設、船舶・海洋機械、石油・天然ガス鉱業、地質調査・探査、環境調査・影響評価、調査・探査機器などに関連する企業、試験研究機関および行政機関、中学・高校教員など


4.入試について

学生募集要項等はいつ公表されますか。

入学者選抜要項は7月頃に公開されます。総合型選抜学生募集要項(※ 旧 AO入試)および学校推薦型選抜学生募集要項は9月下旬、一般選抜(前期日程・後期日程)学生募集要項は12月上旬に公表されます。 詳細はこちらをご覧ください。

入学者選抜にはどのような種類がありますか(学部入試)。

「総合型選抜」「学校推薦型選抜」「一般選抜(前期日程・後期日程)」「私費外国人留学生特別選抜」があります。 詳細は入試日程ページをご覧ください。

出願要件として英語の資格試験の受験が必要ですか。

出願要件における英語資格等の取り扱い及び経過措置としての一定点数以上のセンター試験得点による出願については、募集要項をご確認ください。

出願要件として英語の資格試験の受験が必要ですか。

出願要件における英語資格等の取り扱い及び経過措置としての一定点数以上のセンター試験得点による出願については、募集要項をご確認ください。


5.入学に際して

入学にかかる費用はどれくらいですか。

入学料282,000円、授業料535,800円(年額)、この他にテキスト代や実習費等がかかります。

授業料免除や奨学金について教えてください。

入学料・授業料免除、奨学金の制度があります。また、学費負担者の経済状況の悪化により、家計が急変した学生への経済支援制度もあります。詳細はこちらをご覧ください。

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