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東京海洋大学ビジネスプラン・コンテスト 2024を開催しました
令和6年12月21日(土)、東京海洋大学品川キャンパス楽水会館にて、「東京海洋大学ビジネスプラン・コンテスト 2024」を開催しました。「東京海洋大学ビジネスプラン・コンテスト」は、海洋アントレプレナー養成プログラムの一環として、令和3年度から実施し、今年度は4回目の開催となります。学部1年生を中心に17チーム、62名が参加し、学科内の仲間と結成したチームの他、学部横断的なチームもあり、多様なバックグラウンドを持つ学生が様々なビジネスアイデアを提案しました。
当日は、中原教授(海洋政策文化学部門)による開会挨拶に始まり、午前は全17チーム参加の一次審査、午後は、一次審査を追加したファイナリスト8チームが、審査員の前でそれぞれプレゼンテーションを行いました。
審査員による厳正な審査により、最優秀賞に「AIを活用した赤潮予報サービス」(チーム名:ヤマデラ)、審査員特別賞に「日本のサブカルチャー文化と寿司屋の融合計画inインドネシア」(チーム名:チームおにぎり)が選出されました。
また、参加者による投票も行われ、海洋大生が選ぶ海洋起業家賞に「夢を運ぶキッチンカー」(チーム名:成功の方程式)が選ばれました。さらに、海洋の未来賞に「獣はヒトデを嫌う」(チーム名:マウンマウンルイン)、「位置情報共有アプリ「見えるんです」(チーム名:浅賀ファンド)が選出されました。
表彰式では、婁副学長(産学連携・イノベーション創出担当、海の研究戦略マネジメント機構 副機構長)より表彰状が授与されました。審査員の方々からは、ビジネスとしての可能性があることやクオリティの高さに関するコメントをいただき、参加者のやる気に繋がりました。本学から海洋アントレプレナーを輩出していくべく、今後も海洋アントレプレナー養成プログラムを推進して参ります。
東京海洋大学では、海洋アントレプレナーの輩出を目指し、令和3年度より本学学部生・大学院生を対象に海洋アントレプレナー養成プログラムを開始し、自由参加型のセミナーとして「海の起業論」及び「ビジネスプラン・コンテスト」を実施してきました。
令和6年度から、本プログラムを本学に定着・浸透させ、全学的な取り組みとするため、海洋アントレプレナー養成プログラムを再編成し、「海の起業論Ⅰ・Ⅱ(学部)」「海洋アントレプレナー演習(博士前期)」「海洋アントレプレナー特論(博士後期)」を正規科目としました。
【ビジネスプラン・コンテスト 2024】
開催日時:令和6年12月21日(土)10:00〜17:00
場 所:品川キャンパス楽水会館 善幸ホール
参加学生数:17チーム 62名
課題: 「SDGsの目標14『海の豊かさを守ろう』に関わる具体的な課題や可能性を見いだし、その解決・実現に寄与するような事業プランを作成すること」
審査員(順不同、括弧内は所属):
小野田賀人(東京商工会議所 港支部)
阪本拓也(株式会社MOL PLUS)
佐野卓郎(株式会社リバネス)
津嶋辰郎(INDEE JAPAN)
井関俊夫(本学学長)
婁 小波(本学副学長)
中原尚知(本学教授)
【問い合わせ】
東京海洋大学 海の研究戦略マネジメント機構(MSS)
海洋アントレプレナー養成プログラム(MEP)事務局
担当者:浪川 珠乃、設樂 愛子
電子メール: mepinfo@m.kaiyodai.ac.jp