国立大学法人 東京海洋大学

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「OQEANOUS Plusプログラム STP2024」を実施しました

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 2024年723日(火)から29日(月)、811日(日)~17日(土)にかけて、OQEANOUS Plus(オケアヌスプラス)プログラムのSTP(ショートタームプログラム)2024を実施しました。

 本STPは、本学が推進している海洋分野の国際的実践教育プログラム「OQEANOUS Plusプログラム」(2021年度文部科学省「大学の世界展開力強化事業」採択)の一環として、オンライン講義及び主催国でのフィールドトリップを組み合わせたハイブリッド型のサマープログラムであり、本学では博士前期課程の研究科共通科目「国際海洋科学技術サマープログラム」として2単位が付与されます。今回は、中国の上海海洋大学が主催となり、日中韓及びASEANのコンソーシアム7大学のうち6大学から計31名の学生が参加しました。(本学8名、上海海洋大学(中国)4名、韓国海洋大学校(韓国)5名、カセサート大学5名(タイ)、チュラロンコン大学1名(タイ)、マラヤ大学8名(マレーシア)。

 今年度のプログラムテーマ"Use of the oceans and marine resources for sustainable development" にもとづき、7日間の英語によるオンライン講義にてコンソーシアム全大学の教員から、海洋に関連する多様な専門分野(食品栄養学や大気汚染・海洋汚染、水産養殖、漁業管理、海洋生物・鉱物資源など)について学んだ後、各大学の学生は中国・上海にある上海海洋大学へ渡航し、上海海洋大学の食品系や海洋系等の各専攻の教員の講義を受けたり、研究室を見学して簡単な実験を体験したり、中国の文化を体験したり、大学近郊の汚水処理施設や乳製品加工工場などを訪問したりしました。

 最終日には最終報告会を開き、現地及びオンラインで各大学の教職員が見守る中、これまでの講義やフィールドリップの経験を踏まえ、6大学の学生から構成される各グループは英語によるプレゼンテーションを実施しました。全員が同じプログラムを受けているにも関わらず、興味を持った点が異なったようで、バリエーションに富んだ発表となりました。

 本STPを通じて参加学生には今後も国境や文化を超えた学生交流を続けていくこと、また、これを機にOQEANOUS PlusプログラムのIJP(国際協働教育プログラム)やDDP(共同学位プログラム)といった長期派遣プログラムへの参加を考えるきっかけとなることが期待されます。

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         アイスブレーキングの様子                    食品学院での実習(Surimi製作)

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           気功(Qigong)体験                               汚水処理施設の見学

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             最終報告会                                     集合写真

【参考】OQEANOUS Plus プログラム: https://www.g2.kaiyodai.ac.jp/oqeanous/

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