国立大学法人 東京海洋大学

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大連海事大学長が本学を訪問しました

国際交流・留学

 令和5年2月16日、中国・大連海事大学のSUN Yuqing (スン ユチン)学長一行が本学を訪問しました。

 スン学長一行は、井関俊夫学長、舞田正志教育・国際担当理事・副学長、渡邉豊教授と会談を行い、両大学間の交流実績を振り返ると共に、それぞれの大学で取り組んでいる海事分野における最新の教育・研究について情報を共有しました。また、築き上げてきたこれまでの両大学の友好関係をベースに、他分野を含めた更なる連携の在り方について活発な意見交換を行いました。
 会談後には、渡邉教授の研究室に所属する同大学出身の学生による三次元重心検知(D3DCG: Detection of Three Dimensional Center of Gravity)に基づく研究の最新技術のデモンストレーションを見学しました。本学生の研究は、公益財団法人自動車技術会主催による学生安全技術デザインコンペティション日本大会で準優勝を果たし、4月に行われる世界大会に日本代表として出場することが決定したものであり、スン学長は本学生に対し、渡邉教授の指導の下、益々の研究の発展を期待する旨激励しました。

 大連海事大学は、中国東北地区の拠点都市である大連市にある海事及び海洋運輸分野を主に専門とする国立総合大学であり、双一流プロジェクトにも選定されている重点大学でもあります。また、本学と同様、AIを活用した船舶研究や教育にも力を入れています。本学としても、幅広い交流が期待できる大連海事大学との連携・協力を引き続き積極的に推進して参ります。

 

意見交換の様子.jpg
意見交換の様子

スン学長より井関学長へ記念品(大連海事大学YUKUN号模型)の贈答.jpg
スン学長より井関学長へ記念品(大連海事大学YUKUN号模型)の贈答

デモンストレーションにおける学生との集合写真.jpg
デモンストレーションにおける学生との集合写真

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