国立大学法人 東京海洋大学

東京海洋大学について職員採用

東京海洋大学では、令和4年にビジョン2040・アクションプランを策定し、教職員が一致団結して大学改革を進めています。私達と共に大学運営に携わっていただける教職員や船舶職員等を求めています。

海洋生物資源学部門 助教(任期制)の公募について(応募期限R7.11.21)

教員公募

募集人員

助教 1名(任期5年、1回のみ再任可)

所属

学術研究院 海洋生物資源学部門

担当する教育研究分野

 海洋生物資源学部門では、水圏生物の生理・生態について理解を深め、それら生物が水圏で生活できる特殊な仕組みの解明やその特徴を活用した生物資源の増殖・管理と修復保全、環境計測や有益環境の創出等、生物生産に係わる総合的な高度利用に関する学理と技術について教育研究を行っています。

 その中にあって本公募では新たなブルーエコノミー創出を目標とし、海洋・水産資源の持続的有効利用と水産物および水産食品の品質向上による高付加価値化を両立する、国際水準の研究を遂行できる若手人材を募集します。具体的には、気候変動下における水産資源動態のモデリングや、気候変動に頑健な資源管理手法の開発、そしてそれらを支えるデータサイエンス手法などに関する教育研究を担当します。

 採用に当たり、以下に挙げる学部及び大学院博士前期課程・博士後期課程の授業科目等のいくつかを担当または分担していただくことになります。

[学部] 生物資源解析学、生物資源モデリング、生物資源解析学演習、統計学、データサイエンス入門、フレッシュマンセミナー、セミナー、卒業論文など

[大学院博士前期課程] 生物資源解析学、生物資源管理学、海洋利用管理学特別演習、海洋利用管理学特別研究など

[大学院博士後期課程] 資源解析学特論など

待遇等

  • 給与及び手当:年俸制。手当は所定の要件を満たしている場合に支給
  • 保険等 :文部科学省共済組合(健康保険、厚生年金)、雇用保険、労災保険加入
  • 勤務時間:裁量労働制適用(みなし勤務時間:1日7時間45分、週38時間45分)
  • 休日  :土曜日、日曜日、祝日および年末年始、その他学長が指定する日
  • 試用期間6か月

任期の無い教員への配置換え審査

任期の無い教員への配置換え審査を任期満了年度(再任された場合には再任後の任期満了年度)に実施します。審査結果により、任期の無い助教又は准教授として採用される可能性があります。

応募条件

  1. 博士の学位を有すること (応募時には取得見込みも可)。また令和841日着任時点で博士の学位を取得後10年以内であることが望ましい。
  2. 上記「担当する教育研究内容」の【学部】及び【大学院博士前期課程】の授業科目を担当、分担できること。また、上記「担当する教育研究内容」に関わる研究業績を有すること。
  3. 生物資源動態に対するモデリングやデータ解析に関する業績を有することが望ましい。
  4. 大学院博士前期課程での研究指導を担当できることが望ましい。
  5. 授業、研究指導及び学内業務が日本語および英語で行えること。
  6. 教育研究とともに、管理運営等の学内業務にも積極的に取り組むこと。
  7. 本公募により採用される教員は助教として海洋生物資源学部門の生物資源分野に配置予定である。関連する分野の教員と協力し、教育研究に取り組むこと。
  8. 本公募により採用される教員は「新たなブルーエコノミーの創出」を目標として、食品生産科学部門、海洋政策文化学部門との連携協力(部門横断研究グループへ参加)のもとに教育研究を実施すること。採用後の人事評価にも、上記活動成果を参考とする。

応募期限

令和7年11月21日(金)必着

採用予定

令和8年4月1日

提出書類

※各原本1部と、(1)(7)の各PDFファイルを格納した電子媒体(USBメモリなど)を提出してください。

(1) 履歴書(A4判、様式自由、写真貼付)

 現住所、電話番号、E-mailアドレス、学歴、職歴、賞罰、学位論文題目(学位取得機関・学位取得年月・学位記番号)、所属学会、その他特記すべきことを項目別に列記してください。

(2) 研究業績目録(A4判、様式自由)

 査読付き原著論文、著書、総説・解説、参考論文(査読無し論文、プロシーディングス、報告書等)に分け、それぞれ現在から順に過去に遡り列記してください。

 * 応募時に公刊されているものに限ります。受理済みまたは印刷中の原著論文については、受理証明書等を添付してください。

 * 原著論文で、応募者が第一著者(単著を含む)または責任著者になっている論文には、応募者の氏名に二重下線を引いて判別できるようにしてください。それ以外の論文には、応募者の氏名に一重下線を引いてください。

(3) 原著論文の別刷又はコピー(代表的な論文を5編以内)

 * 最終選考段階に際して、原著論文すべての提出をお願いすることになります。

(4) 競争的研究資金の獲得状況(A4判、様式自由)

 獲得した研究資金について、代表・分担の別、申請課題、助成機関、期間、金額を列記してください。

(5) 現在までの教育および研究内容の要約(A4判、2,000字程度)

過去に異分野協働についての実績があれば、その内容も記述してください。

(6) 着任後の教育および研究に対する抱負(A4判、2,000字程度)

 「応募条件」に記載のとおり、本公募教員には、他部門と連携した教育研究(部門横断研究グループへ参加)を行っていただく予定です。このことに関するご自身の考え・抱負についても記述してください。

(7) 応募者について照会可能な方(2)の氏名・所属および連絡先(電話番号およびE-mailアドレス)

健康診断書の提出をお願いすることがあります。

書類提出先

〒108-8477  東京都港区港南4-5-7

東京海洋大学 学術研究院 海洋生物資源学部門長 吉崎悟朗

※封筒に「海洋生物資源学部門助教応募書類在中」と朱書きし、簡易書留とすること。

※応募の秘密は厳守し、応募書類は本選考の目的以外には使用しません。また、提出書類は原則として返却せず選考終了後に当方で責任を持って処分します。

選考内容

一次選考:書類審査

二次選考:プレゼンテーションを含む面接などによる審査

注:選考に当たって面接等を実施する場合の交通費等は自己負担とします。なお、面接方法(対面・オンライン等)、時間・場所、内容等の詳細は、別途一次選考通過者に連絡します。

選考結果の通知

選考の結果は令和81月末日までに通知する予定です。

照会先

東京海洋大学 学術研究院 海洋生物資源学部門長 吉崎悟朗

Tel:03-5463-0558

E-mail: goro@kaiyodai.ac.jp

その他

 東京海洋大学の専任教員の定年は満63歳(当該年齢に達した年度の末日で退職)です。本人の希望により、引き続き最長2年間の再雇用制度の適用が可能です。

 東京海洋大学は、「男女共同参画行動宣言」を定め、女性研究者支援を含めた男女共同参画を推進しています。本公募においても女性からの積極的な応募を期待します。

 東京海洋大学では、改正健康増進法(平成30年法律第78号)及び東京都受動喫煙防止条例を踏まえ、キャンパス内を原則禁煙とすることをはじめとする受動喫煙防止の徹底に取り組んでいます。

 東京海洋大学では、全ての専任教員が所属する組織として、平成2821日に新たに「学術研究院」を設置しました。教員は学術研究院に所属し、学部、大学院、学内共同利用施設及び特定事業組織における教育、研究及び運営等の職務を担当します。

職員採用一覧に戻る