国立大学法人 東京海洋大学

品川・越中島キャンパス大学院海洋科学技術研究科

大学院海洋科学技術研究科は、博士前期課程と博士後期課程の区分制博士課程とし、先端領域を切り拓く自立した高度専門職業人等を養成します。さらに、国立研究開発法人水産研究・教育機構、国立研究開発法人海洋研究開発機構、国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所と連携して、教育研究の一層の充実と大学院生の資質向上を図っています。

【受賞・表彰】大川佳一さん(修士1年)が、電気学会産業応用部門大会において優秀発表賞を受賞しました。

大学院海洋科学技術研究科 企業・研究者の方 在学生の方

2023年8月22日~24日に電気学会産業応用部門大会が名古屋工業大学にて行われ、本学大学院生の大川佳一さんがヤングエンジニアポスターコンペティション(YPC)優秀発表賞を受賞しました。YPCでは139件のポスター発表があり、うち14件がYPC優秀発表賞として表彰されました。

【受賞者】
大川佳一(大学院海洋科学技術研究科海洋システム工学専攻 博士前期課程1年)

【受賞研究の内容】
タイトル:「複数受電コイルを適用したワイヤレス給電における位置ずれ時の電力伝送特性」
水中探査機に搭載されたバッテリの充電方法として、海中ワイヤレス給電システムの適用が検討されているが、海流の影響により水中探査機の給電位置がずれやすいため、安定した給電手法を検討する必要がある。本研究では、送電側直列共振-受電側並列共振のワイヤレス給電システムに対し、複数の受電コイルを適用し、受電コイルの位置ずれが生じた際の電力伝送特性を検討した。特に、受電コイルが1つの場合との比較実験を行うことで、複数受電コイルの適用による給電電圧の安定性を評価した。

2023YPC賞状.png

<関連リンク>
2023年電気学会産業応用部門大会
一般社団法人 電気学会

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