海洋工学部流通情報工学科
工学系(流通工学)・社会科学系(流通経営学)・情報系(数理情報)の3つのカリキュラムを融合させ、幅広い知識を習得し、ロジスティクスについて体系的に学びます。本学科の授業例や特徴的な研究・講義、学科のアドミッションポリシー(入学者受入れの方針)等に関する情報はこちらのページをご覧ください。
ABOUT流通情報工学科について
企業の国際的な物資・情報の流れを計画・管理するロジスティクスについて、少人数体制による理論と実践をともに重視した教育を行っています。カリキュラムは工学系・情報系・社会科学系を融合した大変ユニークな構成で、幅広い知識を習得できます。このため一般の工学部と異なり、女子学生も数多く在籍しています。
CLASS研究領域・コースツリー

INTRODUCTION研究・講義紹介

- 科目名:データサイエンス
- 計量経済学の分析手法の学習、R言語を用いた演習、分析に関するグループディスカッションを通して、データサイエンスに関する基礎的な知識と現実の分析課題に取り組むことができる能力を獲得します。

- 科目名:流通経済論
- 流通は生産と消費を接合する経済活動の一環本講義は、流通を、商品の流れと共にそこに内在する価値、関連情報および金融決済という4つの次元の流れを体系的な経済現象として捉え、理解を深めます。
POLICYポリシー
ディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)
1.目指すべき人物像(個性、特色、魅力)
流通情報工学科においては、わが国の衣食住を支える物流と、それを高度に機能させる情報システム、環境対策も含めたグローバルな経済活動の問題に関心を持ち、専門的知識を含む幅広い教養と豊かな人間性とともに、課題の理解と解決に必要な高度な技術を身に付け、国際的にも活躍できる人材としての高度専門職業人の養成を目指します。
2.学生が身につけるべき能力、素養の目標
- 物流、ロジスティクス等に関する工学系、情報系、社会科学系の専門的な知識を持ち、それらを活用して問題解決する能力を身につけること
- 社会のリーダーとして求められる実践的指導力
- 課題に対して進んで取り組み、論理的に考え、的確な判断および行動がとれる能力
- 幅広い教養と国際的視野に裏打されたコミュニケーションの能力およびリーダーシップの能力
- 国際交流の基盤となる幅広い視野・能力と文化的素養
3.卒業認定の要件
所定の年限を在学し、学部および学科の教育目的に沿って設定した授業科目を履修して、基準となる単位数を修得した学生に対して卒業を認定し、学士(工学)の学位を授与します。
カリキュラムポリシー(教育課程編成・実施の方針)
1.教育課程編成の方針
流通情報工学科においては、物流、ロジスティクス等に係る諸課題の理解と解決に必要な高度な技術を身に付け、国際的にも活躍できる専門職業人を養成するため、全学共通科目を含む総合科目、基礎教育科目、学外実習、実習、実験、演習を含む専門科目を有機的に組み合わせたカリキュラムを編成します。それらにより、大学院博士前期課程海運ロジスティクス専攻における流通システム工学、流通経営学に関する高度に専門的な修学の基礎を学びます。
2.教育課程実施の方針
- 文化学系、哲学・科学論系、社会科学系、健康・スポーツ系、外国語系科目からなる総合科目により、幅広い視野と豊かな人間性を育みます。
- 数学、物理、情報系科目等からなる基礎教育科目により、専門科目を学ぶための基礎学力を身につけます。
- 物流、ロジスティクス等に関する専門科目により、少人数体制による理論と実践を共に重視した授業を通じて、物流・情報流・商流に関する専門知識を身につけます。そのため、ロジスティクス・交通計画・物流システムからなる工学系、数理情報・情報工学・システム工学・プログラミングからなる情報系、経済学・商学・経営学からなる社会科学系の3分野の科目をバランスよく開講します。
- 実学を重視した実習、実験、演習により、能動的な学修を支援するとともに、的確な判断力やコミュニケーションの能力、リーダーシップの能力を身につけます。
- ゼミナールおよび卒業研究により、現代社会の大規模かつ複雑な諸課題について理解・認識し、対応できる実践的指導力、課題探求能力、問題解決能力を身につけます。
アドミッションポリシー(入学者受入れの方針)
1.入学者受入れ方針
流通情報工学科では、日本の衣食住を支える物流、物流を機能させる情報システム、環境対策を含むグローバルな経済活動に関する専門的知識と高度な技術力及び社会貢献力を卒業時までに修得することができる素養を有する者を求める。
2.求める素養・能力
【幅広い視野・文化的素養】
大学での学修を通じて文化的素養を身に付けるために必要な基礎的能力を有していること。また、入学後に総合科目・基礎教育科目の修得を通じ、幅広い視野を身に付け課題に取り組む意欲を有していること。
【コミュニケーション能力】
実験、実習、演習、卒業研究等への取組を通じて、幅広い情報収集や分析を行い、発信できるコミュニケーション能力を身に付ける意欲を有していること。
【専門的知識・問題解決能力】
基礎教育科目、専門科目の履修を通じて、幅広い専門的知識を修得し、それらを活用して課題を発見・理解し、解決することに強い関心があること。
【実践的指導力・リーダーシップ】
実験、実習、演習、卒業研究等への取組を通じて、グローバル社会のリーダーとして求められる実践的指導力を身に付ける意欲を有していること。
【自ら判断・行動できる能力】
自ら課題に対して、論理的に考え、判断し、行動する能力を身に付ける意欲を有していること。
3.入学者選抜の基本方針、評価方法
【入学者選抜の基本方針】
流通情報工学への関心を有し、教育を受けるために必要な水準を満たす者を選抜する。
一般選抜(前期日程・後期日程)
大学入学共通テストでは幅広い分野の基礎的学力を評価する。個別試験の前期日程で数学と英語を、後期日程で英語を課すことにより、数理的な素養や、国際的な活躍のための能力を評価する。
総合型選抜
課題学習能力試験では数学と英語の基礎学力を、小論文では学科の学問領域への関心や論理的思考力を、面接では流通情報工学を学ぶための意欲を評価する。
私費外国人留学生特別入試
日本留学試験では日本語と数学・理科を評価対象とし、個別学力検査では数学と英語を課すことにより、日本語力、数理的な素養、国際的な活躍のための能力を評価する。さらに、面接を実施し、思考力とコミュニケーション能力を評価する。