国立大学法人 東京海洋大学

品川キャンパス海洋資源環境学部

我が国は、持続的発展のため、国土を囲む海に潜在する資源とエネルギーを有効に利用しなければなりません。そのためには、新しい産業を創り育てて行く必要があります。一方、資源やエネルギーの利用に際しては環境の保全に細心の注意が必要であることを、私達はこれまでの経験から学びました。海洋資源環境学部は、二つの学科において、海に関する基礎的 / 総合的理解と海の利用・開発・保全に関する教育・研究に取り組んでいます。

竹山優子准教授が市民講演会 「海洋の未来を拓くために~持続可能な社会の実現に向けた海洋利用~」に登壇します(無料・9/24品川キャンパス開催)

海洋資源環境学部 大学で学びたい方 企業・研究者の方 在学生の方 卒業生の方 地域・一般の方

 一般社団法人日本地球化学会が70周年を記念して「持続可能な社会の実現に向けた海洋利用」をテーマとした市民講演会を開催します。この講演会では、地球環境や人間社会にとって重要な「海洋」に関する最新の研究動向の一端を紹介します。竹山優子准教授(海洋資源エネルギー学部門)が登壇し、人工衛星による洋上の風観測について解説するとともに、今後の洋上風力発電の展望についても紹介します。

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日時 2023年9月24日(日)10時00分~16時30分
会場 東京都港区港南4-5-7
東京海洋大学 品川キャンパス 講義棟 大講義室
アクセス JR線・京浜急行線 品川駅港南口(東口)から徒歩約10
東京モノレール天王洲アイル駅から「ふれあい橋」を渡り正門まで約15
りんかい線天王洲アイル駅から「ふれあい橋」を渡り正門まで約20分
https://www.kaiyodai.ac.jp/overview/access/#gsc.tab=0
講演者 植松 光夫(埼玉県環境科学国際センター 総長)
東 博紀(国立環境研究所 主幹研究員)
佐藤 徹(東京大学 大学院新領域創成科学研究科 教授)
竹山 優子(東京海洋大学 海洋資源エネルギー学部門 准教授)
実施概要 本講演会では、まず、海洋環境・再生可能エネルギー・環境工学で世界をリードする研究者らによる話題提供から始まります。話題提供のテーマは、(1) 海洋と環境を地球化学の手法で見た際の過去・現在・未来の変化、(2) 今後の地球温暖化問題を二酸化炭素回収・貯留技術で積極的に解決していく手法の現状と将来像の解説、(3) 海洋利用の現状と課題、の3つです。この後、高校生による研究発表会を実施し、最後にパネルディスカッションを行い、今後の海洋利用による持続可能な社会実現のために地球化学が果たす役割について会場の参加者とともに考えていきます。
参加方法 申込み不要
参加費 無料
お問合せ

山中 寿朗(東京海洋大学 海洋環境科学部門 教授)
〒108-8477 東京都港区港南4-5-7
E-mail:t.yamanaka@kaiyodai.ac.jp

<関連リンク>
2023年度 日本地球化学会 第70回年会HP

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