品川キャンパス
海洋資源環境学部
海の環境保全や、海洋資源・エネルギーの利用開発について、現場で活躍するための実習・実験を重視した教育研究を行っています。
沖ノ鳥島を対象とした海域調査プロジェクトが、東京都の研究調査事業に採択されました
海洋資源環境学部
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沖ノ鳥島は、東京都心から南へ約1,700km、東京都小笠原村に属する日本最南端の島です。この島は、約42万平方キロメートルにも及ぶ排他的経済水域(EEZ:Exclusive Economic Zone)の根拠となっており、日本の国土保全の観点から非常に重要な役割を担っています。東京都は、沖ノ鳥島およびその周辺海域の維持・保全、そして利活用につなげることを目的に調査研究事業を実施しています。
令和7年度は、「現地での活動を伴う基礎研究、応用研究、実証実験、フィールド調査等で、沖ノ鳥島やその周辺海域の維持・保全、利活用につながる内容」を対象に、調査研究の公募が行われました。本学では、海洋資源エネルギー学科の教員を中心に、練習船「神鷹丸」の実習航海を活用した研究計画「海域調査から明らかにする沖ノ鳥島の過去と現在」を策定し、このたび同事業に採択されました。
令和7年度から9年度にかけて、沖ノ鳥島周辺において地球科学的調査や水産資源の調査を実施し、島の形成過程や現在の海底環境、海洋生物の生息状況を明らかにすることで、今後の保全・利活用への貢献を目指していきます。
沖ノ鳥島の位置
船で片道4日程度の距離