国立大学法人 東京海洋大学

品川キャンパス海洋生命科学部

生命科学をはじめとする自然科学から人文・社会科学に至るまで、海洋生物資源の利用、食品の生産・安全・流通、海との共生や水産資源管理など多岐にわたる教育と研究を行っています。

世界のクルマエビ類養殖場で猛威を振るう病原ウイルスの学名を命名

海洋生命科学部 大学で学びたい方 企業・研究者の方 地域・一般の方
 廣野育生教授(海洋生命科学部門)らの研究グループは、1980年頃から世界中で猛威を振るう養殖エビのホワイトスポット病の原因ウイルス(White spot syndrome virus, WSSV)の学名について、台湾の成功大学、タイのチュラロンコン大学、フィリピンのサントトマス大学等の共同研究者達と学名Whispovirus xiabaidianを提唱し、国際ウイルス分類学協会に2026年2月に承認されました。
 さらに、このウイルスはこれまでの研究では近縁種が存在しないユニークなウイルスであると考えられてきましたが、川戸智准教授(水圏生物生産工学研究所)が博士課程在籍時にズワイガニのウイルス病の原因ウイルスChionoecetes opilio bacilliform virusのゲノムを解読し(三重大学との共同研究)、WSSVと近縁であることを明らかにしました。このウイルスの学名Whispovirus lacteolymphae提唱し、国際ウイルス分類学協会にWSSVの近縁種として2025年に承認されました。


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