国立大学法人 東京海洋大学

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気仙沼市・東京海洋大学連携事業「"海と生きる"連続水産セミナー」第10シーズン第2回を開催します

イベント 企業・研究者の方 地域・一般の方

 本学は、宮城県気仙沼市と平成23年度末に連携協定を締結しており、これまで様々な取組を実施してきましたが、その一環として平成26年度より、カツオ漁がシーズンオフとなる12月から翌年5月を目途に、漁業者・水産関連事業従事者等の方々を対象に、「"海と生きる"連続水産セミナー」を年5回程度開催しています。
 この度第10シーズン第2回を開催することとなりましたのでご案内申し上げます。
 今期も引き続きオンラインでの参加も受け付けておりますので、幅広い地域の皆さまのご参加をお待ちしております。

【開催日程等】
第2回テーマ:「近年のサンマ資源減少にともなう生態の変化」

講 演 者:巣山 哲 氏(国立研究開発法人水産研究・教育機構水産資源研究所
      水産資源研究センター広域性資源部外洋資源グループ主幹研究員)

開 催 日 時 :令和6327日(水)午後3時~午後5

会   場:気仙沼市水産研修センター及びオンライン

要   旨:2000~2012 年の間毎年20 万トンを超えていた日本のサンマの漁獲量はその後減少を続け、2019年以降は5万トンを下回って2022年まで4年連続で過去最低の更新が続いた。2023年は2.5万トンと2022年の1.8万トンを上回ったものの、依然として低水準である。漁獲量の減少に伴い、漁獲最盛期の遅れや漁場の遠隔化、魚体の小型化が進み、北海道や東北沖の沿岸に漁場ができないなど、以前には考えられなかった変化が起きている。水産研究・教育機構では水産庁の委託を受けて、毎年漁期前の調査船による調査および漁期中の漁況や漁獲物の調査・研究を行っている。今回はこれらの調査から近年わかってきたサンマの分布・生態の変化や資源量減少のメカニズムについて、研究成果の紹介を行う。

【主催】
気仙沼市・東京海洋大学

【申込方法】
次のURLからご登録ください
https://tumsat.webex.com/weblink/register/r7167db12b0767e7b233f1a16b03580ee

また、現地三陸サテライトでも受付を行っております。
東京海洋大学三陸サテライト TEL: 0226-29-6719

 

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