国立大学法人 東京海洋大学

【受賞・表彰】盛田元彰准教授が日本鉄鋼協会 学術記念賞(白石記念賞)を受賞しました

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2026年311日、盛田元彰准教授が日本鉄鋼協会 学術記念賞(白石記念賞)を受賞しました。

【受賞者】
盛田 元彰 准教授(学術研究院 海洋電子機械工学部門)

【受賞研究のタイトル】
地熱発電所で生じる鋼材表面のスケーリング・腐食に関する研究開発

【受賞の概要】
盛田准教授は2013年より本学において、地熱発電所で発生する鋼材表面スケールの生成機構の解明と、その防止・抑制技術の開発に継続的に取り組んできました。地熱流体と鋼材表面特性との相互作用を解析し、耐スケール鋼材や表面改質技術の基盤となる知見を蓄積するとともに、産業応用にも貢献してきました。
また、NEDO・JOGMECの国家プロジェクトでは、研究代表者あるいは機関代表者として研究を主導し、地熱利用技術の発展に寄与してきました。特に、地熱発電所で析出するスケールと同様の構造を有する物質をラボで再現析出させる独自手法を確立し、地熱流体の有効利用の高度化に貢献しました。
さらに、シリカ系スケールの析出速度評価や、高温・高圧・高塩濃度環境下での鋼材の腐食量評価を可能にし、地熱発電設備の長期安定運転や保守費低減につながる研究成果を挙げてきました。
これらの成果は、多数の論文発表や特許取得として結実しており、再生可能エネルギーとしての地熱発電の普及とカーボンニュートラル社会の実現に資するものとして高く評価されています。これらの業績が評価され、一般社団法人日本鉄鋼協会より学術記念賞(白石記念賞)を受賞しました。

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<関連リンク>
日本鉄鋼協会HP

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