越中島キャンパス
海洋工学部
船舶の運航・機械・流通など、海上輸送に関わる実践的な工学の知識・技術を身につけ、問題解決のできるエンジニアを養成します。
【受賞・表彰】金埈成氏(本学修了生)と渡部大輔教授が日本航海学会論文賞を受賞しました
2026年6月4日、本学博士後期課程の修了生である金埈成氏と渡部大輔教授が、2025年度日本航海学会論文賞を受賞しました。本賞は、日本航海学会発行の日本航海学会論文集及び英文論文誌における掲載論文の中で、優秀、かつ航海の学術に大きく寄与すると認められた論文に贈られるものとなります。
【受賞者】
金 埈成(投稿時:大学院海洋科学技術研究科 博士後期課程3年 応用環境システム学専攻、現所属:韓国 仁川海事高等学校)
渡部 大輔(学術研究院 流通情報工学部門)
【受賞論文】
「LNG船スポット運賃予測への人工知能に基づくハイブリッドモデルの適用」、『日本航海学会論文集』、第153号、2025年
【受賞論文の概要】
近年、地球温暖化に伴う気候変動などの季節要因に加え、地政学リスクや国際情勢の変化、政策変更、コロナ禍による供給網混乱などにより、LNG船スポット運賃の変動性が高まっています。
そこで本研究は、人工知能の一種である深層学習を用いて、LNG船スポット運賃の予測を行うことを目的としています。具体的には、時系列データの予測でよく用いられている長短期記憶(Long Short-Term Memory, LSTM)およびゲーティッド・リカレント・ユニット(Gated Recurrent Unit, GRU)と、先行研究において各種海運指数の予測に高い性能を示したGRUおよびアテンション機構(Attention Mechanism, ATT)を組み合わせた、ハイブリッド型の深層学習モデルを構築しました。
これにより、LNG船スポット運賃の予測精度の向上を図るとともに、複数モデルの性能比較を通じて最適な予測手法を明らかにしました。
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写真左から)渡部教授、金さん、竹本孝弘日本航海学会会長
写真提供:日本航海学会
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