専攻分野紹介
海洋環境学,海洋保全システム学,海洋利用システム学,海上安全テクノロジー,ロジスティクス,海洋機械システム学,産業政策文化学,海洋探査・利用工学の8つの専攻分野により構成されます。
海洋環境学分野

水圏環境を構成する生物や物質について高度に専門的な研究を行い、 海洋環境の保全や資源の有効利用に資することを目的とします。
- 海洋生物の個体や群集についての自然史的、生命科学的、生態学的な研究
- 海洋とその生態系における物質循環についての研究
- 水圏環境における天然および合成化学物質についての地球化学的、生態化学的、応用生化学的な研究
これらを通じて、専門的な人材の養成を行います。
環境保全システム学分野
海洋に生じる様々な時空間スケールの現象を観測・実験・理論により正しく把握し、現象発生のメカニズム、異なる現象間の相互作用を究明し、海洋環境変動予測を可能とするモデルを構築するための教育研究を行ないます。
また、環境を保全しつつ合理的・持続的に海洋とその資源を利用するために、先端的理論・工学技術を 駆使した計測・情報システムや生産システムの開発と高度化、環境のリスク管理とシステムの評価などについて、 教育研究を行います。
海洋利用システム学分野

人、貨物、エネルギーの大量輸送のために海洋というフィールドを利用する船舶、人類の持続的な発展のために海洋環境から恵沢を得る海洋構造物、海中移動体等に必要な安全運航、制御、管制、環境保護、法的規制と関連し合う各システムの構築、及びそれらの設計と運用に必要な高度な情報通信、電子制御技術等の創造開発、応用発展のための研究教育を行います。
海上安全テクノロジー分野

わが国の国民生活のみならず世界経済の基盤をも支える海上輸送、及び今後ますますの発展に期待のかかる海洋開発にとり、船舶及び関連施設の安全確保はもちろんのこと、これらの及ぼす地球的規模での環境影響への対処は不可欠です。
かかる安全確保、環境保全についてマクロ・ミクロの観点から多視的な考察を加え、国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所と連携しつつ、船舶性能、運航システム、環境負担軽減に資する研究教育を行ないます。
ロジスティクス分野

生活や経済活動の基盤であり国際化・情報化により進展しているロジスティクスについて、 輸送・保管・流通加工・流通情報・流通経営などの分野を対象に、経済的効率化や社会的効用の増進を目的として、 海・陸・空の複合一貫輸送システム、生産から消費までの流通システム、物流と一体となった流通情報システム、 およびロジスティクス・システム全体を対象として、計画・設計、運用管理、戦略・政策立案などに関する 教育研究を行います。
海洋機械システム学分野

地球環境を護りつつ人類が海を有効にかつ安全に利用するために必要な さまざまな機械とそのシステムを取扱います。
機械工学、電気・電子工学、エネルギー・環境工学、材料学、計測・制御工学、システム工学、安全工学などの総合的な知識を土台とし、舶用エンジン、タービン、 発電機、舶用機械・電気設備、海洋構造物・海上プラント、海中ロボット、観測機器、燃料電池や超電導モータなどの新しい動力システム、新しい機器・材料などの 最先端技術について教育研究を行います。
海洋探査・利用工学分野

しんかい6500、かいこう、うらしま、MRX、北極海横断潜水調査船等の海洋ロボットプロジェクト、音響による水中物体探査や音響トモグラィーによる大域的海洋環境測定・解析プロジェクトおよび浮体による波力発電、潮力発電、空港や洋上プラント等の海洋利用プロジェクト等、世界をリードするビックプロジェクトの推進役である 日本海洋科学技術センターの技術開発部門において、世界の主要研究機関と競合する研究開発に参画します。
(大学院専任講座)(連携講座)
産業政策文化学分野

海と人間との共生関係を解明して、よりよい海洋利用政策の提言を目指し、 海洋資源の持続的な利用と新たな活用について研究、教育します。 このため水産資源の生産、利用、加工や流通問題に取り組み、特に200海里体制後の資源維持、 利用に関する社会科学的解明を行います。
また、海面や沿岸域のレジャーや健康関係への利用や、海洋利用と人間発達との関係、 環境問題を主題とする文学の研究を行います。 このように、海洋利用や海洋環境維持に関する文化的な諸問題も総合的に取り扱います。
専攻分野
教員紹介
海洋環境学開く
岡井 公彦 准教授
研究分野:
構造生物化学、タンパク質工学、酵素化学
研究概要:
- 海洋生物・微生物がもっている有用タンパク質、環境汚染物質の分解酵素の働きを分子レベルで解明することを行っています。また、その情報を基にタンパク質・酵素の働きを増強して産業利用できるようにすることを目指しています。
研究概要:
- 海洋生物が持つ化合物がどのように各生物の生存・繁殖に役立つのかを研究しており、それらの化合物や現象の医療・漁業・材料開発等への応用も模索している。ケミカルコミュニケーション、フェロモン、化学防御、海洋毒、水中凝固剤:交尾栓の化学、化合物の構造解析、動物行動解析、カニ、クラゲ、アメフラシ
研究概要:
- 海洋生物が持つ化合物がどのように各生物の生存・繁殖に役立つのかを研究しており、それらの化合物や現象の医療・漁業・材料開発等への応用も模索している。ケミカルコミュニケーション、フェロモン、化学防御、海洋毒、水中凝固剤:交尾栓の化学、化合物の構造解析、動物行動解析、カニ、クラゲ、アメフラシ
研究概要:
- 化学的手法を用いた海洋における物質循環、水循環、環境変動に関する研究。極域および沿岸における炭素循環、栄養塩循環、海洋酸性化、温暖化影響など。
呉 海云 准教授
研究分野:
環境・農学、生物資源保全学 、情報通信 、生命、健康、医療情報学、ライフサイエンス、 水圏生命科学
研究概要:
- 当研究室では、生物機能を活用したものづくりを通じて、水圏環境や魚類の健康モニタリングに関する研究に取り組んでいる。特に、魚類のストレス応答を測定するバイオセンサや環境に優しい釣具の開発などを行っている。これらの研究を通じて、水環境の評価や魚類福祉の向上、持続可能な海洋利用への応用を目指している。
研究概要:
- 無脊椎動物を主な対象として、分布、生活史、行動などの生態学的特性を明らかにするとともに、生物群集の形成・維持機構の解明に取り組んでいます。また、海洋酸性化やマイクロプラスチック汚染といった人為的撹乱が、生物の生理・生態や群集構造に及ぼす影響を評価しています。
鈴木 直樹 教授
研究分野:
水産資源解析、水産資源管理、海洋生物保全
研究概要:
- 人間により利用されている海洋生物を対象として、個体群生態学や水産資源学をベースに、現存量や成長の推定、生活史や資源変動機構の解明に取り組んでいます。さらに、これらの知見をもとに、海洋生物を持続的に利用するために、どのような資源管理もしくは漁業管理を実施すればよいのか、という課題にも取り組んでいます。
茂木 正人 教授
研究分野:
魚類学 仔稚魚の生態・生活史 南極海の魚類・生態系 外洋性魚類
研究概要:
- 東京湾の湾口部を主なフィールドとして、仔稚魚群集や魚類の初期生活史の研究を行っています。東京湾の湾口部は内湾の水と黒潮の外洋水がぶつかる海域で、沿岸性の種類のみならず外洋性魚類の子ども(仔魚、しぎょ)も多く見つかります。そんな場所で、彼らがどのような暮らしをしているのかを調べています。
研究概要:
- 海底火山の活動に関する諸現象(噴気活動、熱水活動、生態系)を地球化学的手法で研究しています。具体的には、火山ガスの流量(flux)計測により活動状況のモニタリングや、熱水性鉱物の沈澱条件の調査や、熱水噴出孔周辺に生息する生物(特に化学合成生物)の生育を支えるエエルギー源の評価などを行っています。
環境保全システム学開く
研究概要:
- 海洋における資源・エネルギーの開発・利用においては,周囲の生態系への影響評価も必要です。生態系を調査する手法の一つとして,魚群探知機に代表される音波を用いた手法があります。これに関連して,魚類や動物プランクトンなどの海洋生物(主に水産資源)を対象とした音響調査手法に関する研究に取り組んでいます。
井田 徹哉 教授
研究分野:
電子工学、電子制御工学、電子デバイス工学、超伝導工学、応用物理工学
研究概要:
- 洋上風力発電や潮流発電に向けた、小型軽量・高効率な発電用デバイスの開発や、界磁に使用する高温超伝導材料の着磁特性向上や測定評価技術に関する研究を行っています。
- 高温超伝導材料のためのパルス着磁技術
- 高温超伝導回転機の開発
- 洋上風力発電機
- 潮流発電機の開発
研究概要:
- 流体力学とその数値シミュレーションを基本手法として海洋変動の正確なモデル化に取り組んできました。沿岸での海洋変動は、高潮や津波といった形で脅威となり得ます。現象の理解・予測・試算を精緻化するとともに、沿岸域の安全な利用手法も提案していきます。
上野 公彦 教授
研究分野:
数理水産科学、応用数学、非線形力学系、複雑系、数値流体力学
研究概要:
- 海洋における諸問題の解決に特化した応用数理科学を研究しています。海洋において計測された時系列データの解析方法の提案を決定論的な観点と確率論的な観点の両方から行っています。また、海洋における諸現象を表現する数理モデルの構築とそれらのパラメータ推定法の発案を行っています。
内田 圭一 教授
研究分野:
海洋計測、超音波バイオテレメトリー、AIS、マアナゴ、海洋プラスチックごみ。
研究概要:
- 超音波バイオテレメトリーを活用した魚類などの水中生物の行動解析や、船舶を活用した海洋プラスチックごみの実態把握調査、漁船漁業から得られる情報の活用など、海からの情報を収集する技術開発やその利用に関する研究を行っている。
小橋 史明 教授
研究分野:
海洋物理学、大気海洋相互作用、衛星リモートセンシング
研究概要:
- 当研究室では、太陽光を利用して海洋資源をクリーンに活用する技術を開発しています。独自開発の光触媒を用いて、次世代燃料の「水素」製造や水質浄化、バイオマス変換に挑戦中です。この研究を通じて、日本の広大な海に降り注ぐ太陽光を資源へと変え、持続可能な社会の構築と海洋資源立国・日本の実現を目指します。
研究概要:
- 構造物の建設および維持管理において重要となる軟弱地盤の改良技術や、水と地盤が相互に作用する複合現象の解明を主要な研究テーマとしています。さらに、防波堤・岸壁をはじめとする港湾構造物に加え、洋上風力発電設備を含む海洋・沿岸構造物の建設に関わる調査、設計、施工技術の発展にも取り組んでいます。
研究概要:
- 沿岸域から外洋域まで広範囲の海洋環境に大きな影響を及ぼす、海洋中の中・小規模現象(1~1000 kmのスケールを持つ様々な波動や渦、マイクロスケールの乱流混合など)について、その発生から減衰に至るまでの力学機構や、大規模海洋循環における役割を、主に、理論や数値シミュレーションによって調べています。
戸田 勝善 教授
研究分野:
システム制御、ロバスト制御、ロボットの運動制御、水中ビークルの運動制御
研究概要:
- 洋上風力発電、水中ビークル、洋上クレーン、船舶等、様々な海洋機械システムについて自動的かつ安定的に動作するよう制御工学的観点からの研究を行っています。これらのシステムは強い非線形性を有し、波浪等の外乱の影響が強い点が特徴であり、非線形制御問題、ロバスト制御問題として重要な課題です。
研究概要:
- 海域観測で得られるデータを用いて
- 下記のような研究を行っています
- 地殻構造や上部マントル構造などの地球内部構造
- 大地震の余震活動の把握
- 沈み込み帯や背弧海盆での地震活動
- 茨城・福島沖の海底地殻変動
- 東京湾の海底メタンガス・断層分布
- クジラの鳴音に関する研究
野村 瞬 准教授
研究分野:
海洋地盤開発、海底地盤環境、地盤工学、土質力学、混合体理論、熱・物質移動
研究概要:
- 海洋地盤資源・エネルギーの効率的な採掘・活用技術の開発や、海底インフラ構造物の施工法・設計指針の検討、海底環境下における材料劣化評価に取り組んでいます。また、海洋地盤の変形・安定解析や海底乱泥流の運動特性把握を通じて、安全かつ持続可能な海洋利用技術の高度化のための研究を進めています。
淵田 茂司 准教授
研究概要:
- 「海域~陸域まで幅広い水環境と工業プロセスを対象とし,金属元素の動きやそれに伴う水質汚染影響,汚染浄化技術,廃棄物管理や鉱物分離技術など,金属資源の持続的開発を目的とした研究を行っています。特に,フィールドやラボスケールの試験で得られるデータを解析し,化学熱力学に基づく評価を行っています。」
研究概要:
- 南極海および北極海を中心とした極域海洋を対象に、衛星リモートセンシング、現場観測、データ解析を組み合わせて、海洋循環、海洋熱輸送、海氷・棚氷-海洋相互作用に関する研究を行っています。特に東南極では、深い海盆の暖水が中規模渦や沿岸循環を通じて大陸棚・棚氷周辺へ輸送される過程に着目し、棚氷融解や海洋環境変動に対する海洋の役割を明らかにすることを目指しています。
宮本 佳則 教授
研究分野:
バイオテレメトリー、バイオロギング、水中音響、GPS、RFID(ICタグ)、行動・生態解析、測位精度、磁気コンパス
研究概要:
- 海洋生物・環境の研究を工学的な側面から進めています。「自ら計測したデータを、自ら解析する。」、フィールド(海)に出てデータを取り解析して、さらに問題点を見出すことを目指しています。その為、広い視野にたって、新しいデバイスの海洋・水産への利用、システムの構築を考えています。
環境保全システム学(連携講座)開く
海洋利用システム学開く
内野 明子 教授
研究分野:
人間機械系、ヒューマンファクタ、ワークロード、海技者の行動特性分析
久保 信明 教授
研究分野:
衛星測位工学、測位演算ソフトの開発、GNSSと他センサの統合手法、低軌道衛星の利活用
近藤 逸人 教授
研究分野:
自律型水中ロボットや自律型ボートをはじめとした海洋知能ロボット、知能システム、情報工学、制御工学
西崎 ちひろ 准教授
研究分野:
Human factors Situation awareness、海難分析、人間信頼性解析、船舶運航支援
古谷 雅理 教授
研究分野:
画像処理、物体認識、機械学習、コンピュータグラフィクス
増田 光弘 准教授
研究分野:
海洋空間利用学、海洋建築学、海洋災害・水災害・海難の被害予測と防災対策
南 清和 教授
研究分野:
船舶工学(造船学)、数値流体力学、船舶耐航性能、船体管理、海上安全管理、海洋環境管理
海上安全テクノロジー(連携講座)開く
ロジスティクス開く
遠藤 伸明 教授
研究分野:
航空規制緩和と提携・競争、国際化・海外直接投資、インバウンドツーリズムと地域連携、ダイバーシティマネジメント
奥村 保規 教授
研究分野:
マーケットデザイン、マッチング理論、産業組織論、社会選択論、学校選択、投票、規制、ネットワーク
黒川 久幸 教授
研究分野:
物流・ロジスティクス(現場改善や設計など)
田上 悠太 准教授
研究分野:
統計科学、データサイエンス、リスク分析、金融リスク、公衆衛生学
渡部 大輔 教授
研究分野:
物流システム工学、物流リスク工学、地理情報システム
海洋機械システム学開く
研究概要:
- 超音波や光をはじめとした各種実験流体力学的計測に基づき、船舶海洋分野や工学分野における熱流動現象の解明を目指しています。近年では、深海熱水噴流や水素燃料電池船などにも取り組んでいます。
研究概要:
- 日常的に利用できる多種多様な無線通信について、長所を最大化し、短所を抑制できる通信方式の連携・併用による新しい価値を有する通信制御方法について主に研究しています。新しいICT技術を積極的に採用し、基礎と応用技術の両面から社会を豊かにする研究に取り組んでいます。
研究概要:
- 「睡眠、ストレス、血糖など健康に関わる生体分子を迅速に測定するため、メラトニン、コルチゾール、グルコース等を対象とした高感度バイオセンサを開発しています。カーボンナノチューブ電極や微細加工電極による微小反応場を活用し、高感度・小型・簡便な次世代センシング技術の創出を目指しています。」
木船 弘康 教授
研究概要:
- エネルギーマネージメントという視点から、船舶の推進システムや電力システムそのものを研究対象とする(たぶん)日本唯一の研究室です。近年では省エネに加えて船員の労務環境改善に資する技術の研究も行っています。実際に船の現場に行ってデータを回収したり、船主、オペレータ、船員の生の声に耳を傾けています。
小池 雅和 准教授
研究概要:
- 量子化入力やイベント駆動制御などの離散的制御手法と,最適解の構造解析に関する研究を行っています。
- 限られた入力・通信資源の下で高性能を実現する制御理論の構築を目指しています。
地下 大輔 准教授
研究分野:
伝熱工学,冷凍空調工学,熱流体工学,気液二相流,エネルギー変換工学
研究概要:
- 次世代空調機から電子機器冷却まで,幅広い分野の省エネ化と熱マネジメント技術に貢献すべく,熱・流動現象,伝熱促進技術に関する基礎研究から熱交換器への応用のための研究に取り組んでいます.環境負荷の小さい次世代冷媒のミニ・マイクロチャネル内の凝縮・蒸発現象の可視化や伝熱性能評価により伝熱予測手法を確立し,熱交換器の高度化を目指します.
地引 達弘 教授
研究概要:
- トライボロジー(摩擦学)の研究を行っています。摩擦・摩耗・潤滑に関する知識を活用し、さらには機械工学の四力(材料力学、機械力学、流体力学、熱力学)全ての学問分野を総動員します。最近では、摩擦改質の研究、摩擦振動の研究、フレッチング摩耗の研究を行っています。
研究概要:
- 近年、経済安全保障、海洋資源確保、海洋環境保護が喫緊の課題となっており、これらの活動を実施するために必要となる海洋ドローンや船舶の自動運航・脱炭素化技術の実用化が注目されています。これら海洋ドローン等の開発やこれら機器類に搭載される要素技術の開発、機器類の性能評価手法の開発を行っています。
研究概要:
- 地球の大気環境は太陽から受け取るエネルギーと地球が放出するエネルギーのバランスによって成り立っています。温室効果ガスの増加によりこのバランスが崩れ、気候変動が起きています。当研究室では、物理学に基づく数値モデルを用いて、気候変動の現状把握や将来予測、衛星観測に必要なエネルギー伝達の再現に取り組んでいます。
研究概要:
- 表面・界面工学およびトライボロジー(特に流体潤滑)を基盤とし、液滴の表面張力振動に着目した新たな物性評価手法の開発に取り組んでいる。粒子法などの数値シミュレーションを活用し、微小スケールの流体現象の解明と工学応用を目指している。
研究概要:
- 電子回路やコンピュータシステム、制御ソフトを基盤に、現代の機械に不可欠な高度電子制御システムの研究を行っています。現在は海洋ロボットの開発に注力し、水産・環境調査や磯焼け駆除を行うROV・ASVシステムの実用化に加え、非線形同期を用いた群れロボットの次世代海洋探査への応用を進めています。
研究概要:
- エネルギー利用と地球環境の調和を目指し、主として下記の研究テーマに取り組んでいます。
- 船舶推進効率の向上(空気潤滑法による船体抵抗低減技術の開発)
- 熱流動基礎研究(混相流体の計測および流動モデリング)
- 配管内モニタリング技術の開発(資源輸送配管内付着物計測技術等の開発)
研究概要:
- 有機ラジカル磁性体、配位高分子金属錯体、層状水酸化銅などを対象に、従来の無機物質からなる磁石にはない性質を持つ磁性物質の開発に取り組んでいる。物質の結晶構造と物理的特性の相関性を丹念に調べ、将来的には工学的な材料開発へ繋がる基盤研究を推進している。
藤野 俊和 教授
研究概要:
- トライボロジー(摩擦学)の研究を行っています。摩擦・摩耗・潤滑に関する知識を活用し、さらには機械工学の四力(材料力学、機械力学、流体力学、熱力学)全ての学問分野を総動員します。最近では、摩擦改質の研究、摩擦振動の研究、フレッチング摩耗の研究を行っています。
盛田 元彰 准教授
研究概要:
- 腐食、スケール付着、金属疲労などの材料損傷を対象に、材料表面での界面反応や破壊・劣化過程を解析し、損傷機構の解明と防止技術の研究開発を進めています。
産業政策文化学開く
今村 圭介 准教授
研究概要:
- 言語接触によって生じる言語変化の諸側面を研究しています。ミクロネシア諸語や北米日系人の英語、日本語をはじめ世界諸言語における英語の影響を対象に、文献・コーパス調査・フィールドワークを通じて、言語使用と社会・文化との関係を考察し、日本語の多様なあり方を探っています。
大石 太郎 准教授
研究概要:
- 経済理論やデータサイエンスの手法を用いて、水産物の消費行動をめぐる市場経済の諸問題(外部経済や外部不経済の問題)を解決する方法を研究し、持続可能な社会の構築に向けた政策提言につなげていくことに取り組んでいます。
大野 美砂 教授
研究概要:
- ヨーロッパ、アフリカ、南北アメリカを結ぶ大西洋地域でおこなわれた交易や人と物の移動、それに伴う文化の伝播がアメリカの文学や文化に与えた影響に関心があり、特に、19世紀にアメリカ大西洋岸で生まれた海洋文学やその背景にある船乗りの文化を、大西洋地域における影響関係という観点から研究しています。
研究概要:
- 主な研究テーマは
- 1. 放射線被曝の歴史、放射線影響調査や放射線防護基準策定に関する歴史的・社会学的研究
- 2. 現代科学技術論、とくに公害事件や原発事故による被害の放置構造、無知学(アグノトロジー)
- 3. 市民科学、市民的観点からの科学技術への批判的関与
工藤 貴史 教授
研究概要:
- 漁業の産業的特質・問題構造・政策課題に関わる研究に取り組んでいる。近年は「人口減少社会における漁業協同組合の漁村マネジメント機能に関する研究」、「限界集落化する漁村の再生方向と地域営漁組織の創出に関する研究」、「公共投資による海業推進の経済波及効果に関する研究」等に取り組んでいる。
小暮 修三 教授
研究概要:
- 地域共同体における、①ヒト・モノ・カネの循環という経済的な課題(地域経済の活性化)、②伝統文化の継承という文化的な課題(地域文化の継承)、③自然環境の保護というエコロジー的な課題(海洋環境の保全)、この3点の有機的な結びつきについて、社会学的観点から理論的・実証的に教育研究します。
佐々木 剛 教授
研究概要:
- 民主的で持続可能な社会構築を目指し,以下のテーマを掲げています。
①水圏環境と人との関わりの持続可能性を高める水圏環境リテラシーの向上
②国連海洋科学の10年プロジェクト
“Establishment of Circulatory Aquaculture, Improvement of Shallow Waters and Evaluation System Aiming for Blue Economy, ID 217 “
(持続可能な養殖産業の確立ならびに東京湾の浅海域環境改善を目指した文理融合型実証研究)
高橋 周 教授
研究概要:
- 水産業と、水産業に関連する様々な経済活動の歴史を研究している。主に日本における社会の変化や経済全体の展開の中に水産業を位置付けている。18世紀後半から20世紀を対象時期とし、具体的には、魚肥の盛衰、漁業資材産業への影響、水産人材の育成、水産業と他産業との相克をテーマとした史的分析を行なっている。
千足 耕一 教授
研究概要:
- 研究室の活動キーワード(研究対象)は、「身体運動・海洋スポーツ・海洋性レクリエーション・自然体験活動・海洋教育・セーフティマネジメント等」です。これらを対象に、調査研究、実験研究、質的研究、混合研究などの研究方法を用いて研究論文を執筆していきます。
中原 尚知 教授
研究概要:
- 水産業や海洋レジャー産業といった海洋産業をめぐる経済的なメカニズムや課題、発展方策について、理論的・実証的に研究し、教育します。
萩原 優騎 教授
研究概要:
- 生命や環境に関わる諸問題を主題に、倫理学の観点から教育・研究します。これらの問題が倫理学に与えた影響、その結果として倫理学が直面した課題などを、様々な角度から考察します。それを通じて、これからの社会における意思決定の在り方と、そこでの倫理学の役割を検討します。
日臺 晴子 教授
研究概要:
- 人間の想像力はどのように環境や科学に関わっているのか、特に、18世紀以降のイギリス文学が環境保全、環境破壊、科学技術の進歩とその功罪をどのように描いているのかに着目した研究を行っています。人間中心主義的な思考からの脱却が求められる今、授業では文学的想像力が果たす役割を作品を通して考えます。
藤本 浩一 准教授
研究概要:
- ダイビングなどの海洋スポーツにおける安全性、競技力、およびQOLの向上や船酔いのメカニズムなどについて、生理学的および心理学的な指標を用いた検討を行っています。
松井 隆宏 准教授
研究概要:
- 水産資源、漁業経営、漁村社会の持続的なあり方について研究しています。近年は、ブランド化やマーケティングに関する計量経済学的研究、ビッグデータや環境計測等による自然科学的なデータを用いた経営学・経営工学的研究、および漁業・漁村における女性の地位や海洋教育、漁業の担い手に関する研究等をおこなっています。
進路・就職
修了後の進路